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警察官と付き合ったら…「ドラマほどカッコいい世界じゃなかった」【彼氏に向く職業研究】

年齢を重ねると、付き合う男性の職業も気になりますよね。そこで、実際に付き合ってみたら意外にこうだった!という体験談をご紹介。あくまで個人の体験なので、その職種全てがそうだとは限りませんが、気になる職業があればご参考までに……。

ショボい事件でデートのドタキャンは当たり前

 婚活パーティなどで人気の高い職種でもある公務員。公務員と言ってもその職種は様々ですが、今回は警察官とお付き合いしたという女性の話を紹介します。 ●優美さん(仮名・アパレル勤務・26歳)の場合  彼氏=刑事(31歳・推定年収600万) 警察官と付き合ってみた「警察官といっても、所属する部署や地域によって勤務体系、仕事内容は全然違うそうです。私が付き合ったのは、刑事さんでした」  刑事といえば、ドラマ『相棒』や『踊る大捜査線』ですね! といっても「刑事」という職種があるわけではなくて、「刑事部」に配属された私服の警官を指す言葉。「巡査長」「巡査部長」などの階級によって給与も権限も決まります。  ドラマを見ていると、事件をバンバン解決して、刑事=カッコいいというイメージですが……。 「はい。でも実際はドラマのような殺人事件や大事件が起きるなんてことはそうそうなくって(笑)。もし殺人事件でも起きてしまったら、1か月以上自宅に帰れないよって言っていました。毎日警察署に寝泊まりしなきゃいけないそうです」  犯人逮捕のために日夜捜査しなければならないんですね。 「テレビで放送されるような大事件とまではいかなくても、覗き魔とかレイプ犯だとか、毎日事件は起きていて、日々捜査に追われているみたいでした。付き合った当初は、『基本は土日休みだよ』と聞いていたのですが、事件が重なると休日出勤は当たり前。デートもキャンセルばかりで会える頻度も少なかったですね……。  公務員ってリストラもないし、休日はしっかりあって安定しているものだと思ってたんですが、警察官は全然違いました」  たとえば前々から楽しみにしていた旅行が、万引き一発でドタキャンになることもあるわけです。付き合い始めだと、寂しい思いをするハメになりそう……。 「そうですね。署にいるときはなかなか連絡もできないし、私たち付き合ってるのかな? って、何度も不安になりました。でも、被害者の人のことを思うと頑張って早く解決してほしいとも思うし……。なんだかモヤモヤしましたね」  治安を守る仕事だけに、「仕事と私、どっちが大事なの!」なんてキレるわけにもいきません。 「彼も、警察官だけあって『被害者のために1日も早く犯人を捕まえてやる!』って正義感が強くて。そんなところに惹かれたんですよね。私が家に一人でいるときは『変なヤツがゴロゴロしてるから、戸締りはしっかりしろよ!』、と頼もしいことも言ってくれて嬉しかったです」  警察官に言われると、妙に説得力がありますね。  とはいえ、警察官とお付き合いするとなると、いろいろと我慢する覚悟が必要なようです。 【警察官と付き合うには…】 ドタキャンでも怒らない我慢強さが必要  あみんばりの『待つわ』精神が必要! 当然ながら事件はいつも急に起きるものなので、デートがドタキャンになっても怒らず、優しく接してあげられる女性じゃないとムリかもしれません。 <TEXT/槍田創> ― 付き合ってわかった”男の仕事”の裏側【1】 ―
槍田創
学生時代は短距離連覇の敵なし陸上女王。名門青学陸上部に進学するも、「エロ」と「女子」に目覚め、挫折。持ち前の好奇心で取材に邁進する日々
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