“見た目も中身も完ペキ”な女性はモテません【恋愛カウンセラーが指南】
仕事に結婚に悩めるアラサー。そこで今回、小さい頃からビジュアルにコンプレックスを抱いていたという“103kgの恋愛カウンセラー” 羽林由鶴先生に恋愛相談を決行! 「恋がうまくいかないアラサー独女の特徴」を聞いてみました。
――せっかくお付き合いにこぎつけても、長続きしないこともありますよね。どうしてうまくいかないんでしょうか?
羽林:付き合う前と付き合った後の女性に、男性がギャップを感じると、フラれちゃいます。さっぱりした子だと思って付き合い始めたら、「今日は何してるの?」としつこく聞く粘着系だったとか。最初の印象はすごくよくても、男性は「あれ?」ってなるんです。
――私も頑張ったのに一か月もたたないうちにフラれたことがあるんですよね。自分から告白して、付き合ってもらったんですけど。
羽林:「付き合ってもらった」って。その考え方がよくなかったと思うよ。下手下手に出たんじゃないの?
――そうですね。重い女だと思われたくなかったから、そこまで連絡しなかったり。
羽林:「最初はガンガンきたくせに、俺のことそんなに好きじゃないんじゃないの?」と思われたのでは?
――そうかも。
羽林:付き合い始めてから急にあっさりしたから、「何これ。じゃあもういいや」と思われた可能性がありますよね。
――うまくいきたいがためだったんですけどね。じゃあ、どうすればよかったのでしょうか?
羽林:どっちが本当だったの? 自分から告白するほどグイグイいく方だった? それとも、そうでもなかった? グイグイ行く方が本当なら、付き合った後もグイグイいくべきでしたね。
――うーん、前回のお話に出てきた「人見知りタイプ」で「ピエロ型」だと思ったんですが、まさにそれかも。愛想のいい自分で攻めてみたものの、これからってときに怖くなって本当の自分が出ちゃった気がします(笑)。
羽林:長い付き合いの人だったら「今日は変だね」ですむけれど、初めて会った人は最初の印象がすべて。はじめに頑張り過ぎた人は、その後の行動が相手にはマイナスに映ってしまいます。
頑張っていたのに頑張らなくなったら、彼との関係がおわってしまいました、となる。自分に素直になることが、長く付き合うパートナーを見つけるための絶対条件です。
羽林:ありのままって、すごくいいとは言わないけれど、そんなに悪くないって考えてもらえればいいのかなと思います。見た目から中身まで、完ペキな自分を目指している人がいるけれど、完ペキな人でモテている人って見たことがありません。
――でも、男性は悪くは言いませんよね。クラスや職場でも、何でもできる憧れの女性っているじゃないですか。
羽林:尊敬はされますよ。あの子はすごいよねって。けれど、自分がずっと一緒にいてあげたいとは絶対思わない。パートナーを必要としない女性になってしまいます。
だから、モテるために完ペキな女性を目指している人は、一刻も早くやめるべき。「俺がいないとダメだな」と言われるくらいがちょうどいいんです。
――なるほど。じゃあ、背伸びせずにダメダメな自分を見せちゃっていいんですね。
羽林:もちろんダメなところしかありませんっていうのも問題。それはそれで、「面倒くさいな」と思われてしまうから(笑)。でも、完ペキはもっといけない。ダメなところがあった方が、実はモテるというわけです。
――ダメなところを含めて、ありのままの自分を見せるということですね。私ももっと自分に自信を持って頑張ります!
羽林:いやいや、頑張らなくていいんですよ。そのままでいいんです(笑)。
――あ~そっか(笑)。ありがとうございました!
<羽林先生からのアドバイス>
モテるためには、完ペキな女性を目指さない。ありのままの自分でいること。
【羽林由鶴(はねばやしゆず)】
103kgの恋愛カウンセラー。体型コンプレックス、DV、離婚、シングルマザーなど、自身の人生経験を踏まえた心理カウンセリングを行っている。著書『人見知り女子の恋愛法則-「また会いたい」と言われる人になる!』(角川書店)が絶賛発売中。
<TEXT/佐藤来未(Office Ti+) PHOTO/Pixattitude>
付き合う前と後でギャップがある女性に、男性は…
はじめに頑張り過ぎると、マイナス評価にしかならない
完ペキよりも、ダメなところがある方がモテる!
『人見知り女子の恋愛法則「また会いたい」と言われる人になる!』 人見知り、二度見知り(会うのが二度目以降でも緊張する)、話ベタ…どうしてうまく話せないんだろうと悩んでいませんか? 誰でも、自分らしくありのままで恋愛がはじまる方法を紹介いたします。 |