仕事のメールに「w」「。。。」 イラッとされるワースト5
仕事のメールなのに、「!!」を連発したり、「発注したく。」と語尾を省略……ありえなさそうで、けっこうありますよね。では、現在、どのあたりがNGラインなのでしょうか?
セルフアンケートツール「Questant(クエスタント)」を活用した「クエスタントブログ」編集部では、20~59歳の社会人の男女100人に、「ビジネスメールのNGライン」に関するアンケートを実施しています。
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Q.今までもらったビジネスメールで「これは許せない!」と感じたことはありますか?
・はい 32.0%
・いいえ 68.0%
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実に32%の方が、ビジネスメールで許せないと感じたことがあるようです。
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Q.社外の人に送るビジネスメールとしてNGだと思うものを選んでください。
・「w」 83.0%
・顔文字全部 81.0%
・「お世話になっておりますー」(不要な箇所で伸ばし棒を入れる) 77.0%
・「○○ですぞ」等、語尾に何らかのオリジナリティを出す 76.0%
・「(笑) or 笑」 71.0%
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上記は、20個以上の項目から最も多くの人がNGと認定したワースト5。最もNGなメールとされたのは「w」でした。「顔文字は全てNG」だと認定した人も8割を超え、完全にアウトであることがわかりました。
続いては、世代別の傾向について見てみましょう。
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20代ワーストファイブ
・「w」 84.0%
・顔文字全部 80.0%
・「お世話になっておりますー」(不要な箇所で伸ばし棒を入れる) 80.0%
・「。。。」(丸や点を2つ以上使う) 76.0%
・「○○ですぞ」等、語尾に何らかのオリジナリティを出す 72.0%
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20~30代で最も不支持率が高かったのは、「w」。この世代が最も「w」を使い慣れていると考えられますが、だからこそ、ビジネスメールでの使用をNGとする人が多いのでしょうか。
一方、40、50代でワースト1位になったのはともに「“○○ですぞ”等、語尾に何らかのオリジナリティを出す」という項目。40代で100%、50代で92%という驚きの数字でした。
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送信相手の情報についてNGなのは
・冒頭に送信相手の名前を入れない 49.0%
・冒頭に送信相手の会社名を入れない 37.0%
・冒頭に送信相手の部署名を入れない 21.0%
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ビジネスメールは、「いつもお世話になっております」等のフレーズの前に、相手の名前等を明記するのが基本的なスタイル。アンケートでは、「名前を入れない」のNG率は49%と高い一方で、「部署名を入れない」はNG率21%という結果でした。
また、「お世話さまです、●●です」のように送信主の名前を入れるのがふつうですが、これを入れないのはNG率40%という結果に。メールアドレスなどで送信主がわかったとしても、入れるのが無難のようです。
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謝り方についてNGなのは
・「すいません」 54.0%
・「ごめんなさい」 52.0%
・「すみません」 23.0%
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3つの選択肢で最もNGとされたのは「すいません」。「ごめんなさい」より高いNG率です。うっかり、「すみません」と「すいません」を書き間違えないようにしたいものですね。
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書き出しで支持されているのは
・いつもお世話になっております。 61.0%
・お世話になっております。 23.0%
・いつもお世話になります。 6.0%
・お世話になります。 3.0%
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1位は「いつもお世話になっております」が6割を超える支持を集めて、ダントツの1位に。また、回答は上記グラフの項目に集中。今回は、20項目以上の書き出し方から選んでもらいましたが、“お世話に~”系書き出しだけで、90%を超えています。
でも、中にはこういった常套句ばかりが続いて、「さっさと要件に入れ!」と思うメールもあるので、過剰に丁寧なのも考え物です。
【Questant(クエスタント)とは】
誰でも「簡単」「低コスト」「スピーディ」にアンケートが実施できるセルフアンケートツール。
https://questant.jp/
【調査概要】Questant BLOGより抜粋、一部変更
http://blog.questant.jp/business/business-mail/
調査方法:インターネット調査
調査期間:2014年8月22日~8月24日
有効回答者数:有効回答数100件
回答者の属性:20歳から59歳の社会人男女100名
<TEXT/女子SPA!編集部>