留守電に残った自分の声、何かの録音やムービーに残った自分の声を聞いて、「あたしってこんな声だったっけ？」とガッカリすることはありませんか？　自分が認識している声のイメージと実際はけっこう違っていたりするものです。 　また、顔は普通でも声がかわいい女性がモテていたりするケースも多々見受けられます。声は、男性の本能に訴えかける重要なファクターといっても過言ではありません。 　そこで、ケータイやスマホを使った斬新な開運法で知られ、『運を操る魔法』（扶桑社）の著書もある人気占い師・富士川碧砂さんに「＜モテ声＞になる3つの方法」を教えていただきました。 　なんで、占い師に声のことを聞くのかって？　なんと、富士川さんは声優の大手事務所にも所属する、芸歴30年以上になるベテラン声優なのです。寺瀬今日子という名前でアニメ『進撃の巨人』（モーゼスの母）、朝の情報番組『とくダネ！』など、さまざまな作品・番組で活躍中なのです。ご本人も、年齢を聞いてびっくりするような美熟女！ 　では、さっそく伺ってみましょう。（以下、富士川さんのお話） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　モテ声の要素としてあげられるのは3つです。 1：ウィスパー 2：鼻にかかった甘え声 3：ハート声 　はじめに、「ウィスパー」についてご説明します。 「息の音」というのは、「ハァハァ……」「アッアッ」といったセックス中の喘ぎ声からも想像する通り、男性にセックスをイメージさせるものです。 　まず、声に息を混ぜるようにしてみましょう。コツは、「スゥーッ」と、息を吸う音も聞かせることです。 　出し方としては、声を出すときに、息を一緒に吐き出すこと。音量は小さくてかまいません。そして、息を吸うときは、鼻ではなく、口から吸います。声ではなく、吐息を男性に聞かせるイメージを持ってください。 　次に、「鼻にかかった甘え声」です。俗に「猫なで声」といわれるものです。あなたの周りにいる甘え上手な女の子は、よく鼻にかかった声を出しているのではないでしょうか。男性が好きな、いわゆる「アニメ声」もこの部類に属します。 　学生時代、運動部にいた方などは、お腹から声を出す練習をしているので、どうしても、声の響きが首から下になりがちです。 　練習としては「ミンミン蝉練習」があります。 「ま行」というのは、一番鼻にかかりやすい音ですので、この中の「ミ」の音を使います。鼻の前に手の平を置いてくださいね。そして「ミーンミーンミーンミンミン……」と、蝉がなくように、ミの音を繰り返します。このとき、鼻に置いた手に振動が感じられればOKです！ 　この練習は、「通る声」をつくることにもなりますので、意中の男性の印象に残るという点でも有効。ぜひやってみてくださいね。 　最後は、相手のハートに訴えかける声の練習です。ハート、つまり胸の谷間のところに手を置いて、少し低めの声を「あー」と出してみてください。このとき、手に振動が伝わればOKです。 　意中の相手と話すときは、自分のハートから相手のハートに、「目に見えないボール」を投げるイメージで語りかけてください。自分の感情が伝わるようになります。と同時に、色気を感じさせる声になってきますよ。 　このボールをピンクのハート型にイメージしたり、バラの花びらでイメージしてもいいですね。あなたの好きな人に思いが伝わるようになりますよ。 【富士川碧砂さん（http://fujikawamisa.net/）】 1958年、東京都中野区生まれ。1997年、突然の病に倒れて臨死体験をする。山形県米沢市で霊能者として活動していた祖母の影響で、人間の運命や見えない世界に興味を持ち、タロット、西洋占星術、周易、オーラ透視など各種占いの研鑽を積む。 現在、ケータイ占い「継承霊術 魂の憑代(よりしろ)」、PC占いサイト「芸能人が本気で絶賛! 凄読占い師・富士川碧砂」、LINE占い「継承霊術 魂の憑代(よりしろ)」がヒット中。 また、青二プロダクション所属の声優・寺瀬今日子としても活動し、フジテレビ「とくダネ! 」などのナレーションや多数のアニメ・ゲーム・映画作品の声も担当している。 著書に『運を操る魔法』（扶桑社）がある。 ＜TEXT／ならこ＞