年賀状で目立とう!今年注目の、写真が動き出す“AR年賀状”って?
年賀状はもう出しましたか? SNSやメール、LINEでの新年の挨拶が当たり前になった今だからこそ、年賀状は自分の存在をアピールする格好のツール。最近ではスマホで年賀状を作れるサービスも次々と登場しています。印象に残る年賀状を作るコツをスマホの達人・小口覚さんに聞きました。
さっそくAR年賀状を作ってみました。
iOS/Android向け無料アプリ『Clip』をダウンロードし、カメラロールから動画を選び、メッセージを入力すればできあがり。
あとはプリントアウトするだけです。印刷料金は2種類あって、
・自宅で印刷する場合は1パターンにつき800円。
・ネットでプリント注文する場合は基本料金800円+1枚につき150円(年賀ハガキ代込み、10枚以上~、送料別途)。
コンビニ店頭でも印刷できます。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=175875
動画を再生するには、年賀状を受け取った側も『Clip』が必要です。アプリを立ち上げ、年賀状の右下の印刷されたQRコードを読み混むと……動く、動く! 年賀状には動画の最初のシーンが印刷されているので、突然、写真が動き出したように見えてビックリします。これは楽しい!
「もし、相手が不慣れでうまく再生できなかったとしても、LINEなどで補足説明したり、会った時に『こうやって再生するんだよ』と見せてあげるといった会話のきっかけになります。再生できても、できなくてもコミュニケーションが深まる可能性があるのもAR年賀状の面白いところです」(小口さん)
と、文字で説明されてもピンと来ない方は、「Clip年賀状」サイト内のこの動画を見るとイメージできると思います。
⇒【YouTube】Clipうごく年賀状 ~動画を年賀状にプリントできる魔法の無料アプリ『クリップ』~ http://www.youtube.com/watch?v=ui_xd_4z4Mw
すでにSNSなどに自分で撮影した動画をアップした経験がある人なら、この一年のイチオシ動画をセレクトするのも手です。年賀状のために改めて動画を撮るとしたらおすすめは?
「仲のいい友達に送る場合は、共通の趣味や思い出にまつわる動画がおすすめです。忘年会で撮った動画を参加者に送るのも盛り上がるでしょうね。気になる異性に送るなら、自分がいちばん可愛く見える角度から自撮りした『あけましておめでとう』というメッセージ動画でしょうか(笑)」
“素敵なレストランで食事をする私”から“おいしいおせちを手料理しちゃう私”まで、アピールのスタイルは自由自在。重要なのは「相手との関係性に応じて動画を選ぶこと」だと、小口さんはアドバイスします。
「相手との関係性に応じて年賀状を作れば、『リア充自慢しやがって!』『モテ自慢か』などとイラッとされる心配もありません。自分の顔写真をデカデカと年賀状に載せるのは抵抗があるという人は後ろ姿から始まるよう、トリミングするといいでしょう。くるっと振り向き『あけましておめでとうございます!』というような動画ならサプライズとしての楽しさも加わって一石二鳥です」(小口さん)
多少ネタがすべっても、今ならまだ“初体験”というだけで喜んでもらえるAR年賀状。試すなら今がチャンスです!
◆アプリ『Clip』のダウンロードはコチラから
http://clip.cc/ja/nenga.html
<TEXT/島影真奈美>
「今年とくに注目を集めているのが、AR技術を応用した“動く年賀状”です。紙の年賀状にスマホをかざすと自動的に動画が再生されるという体験は、想像以上に新鮮です。まだ、AR技術を体験している人はさほど多くないので、面白がってもらいやすいし、印象にも残ると思いますよ」(小口さん)
※AR=Augmented Reality(拡張現実)