「会社を辞めさせない」という嫌がらせが横行。どうすべき?

低賃金・長時間労働・パワハラや暴力……。すっかり日本社会で名前が定着した「ブラック企業」だが、いまや中小だけでなく大手企業も「ブラック化」する傾向にあるらしい。労働者が告発する、内部事情とは?

辞めると言ったら暴言の嵐。信じていた上司にも裏切られ



【某食品メーカー】
年収:不明(25歳)/勤続年数:3年
部署名:営業部/総社員数:約3000人


 従業員数約3000人を誇る大手食品メーカーで働く木村智浩さん(仮名・25歳)だが、「仕事は、朝8時から23時まで。残業代は出るけど、あくまで名目上。管理が雑で未払い分もかなりあります」とのことで、連日の過重労働で体調を壊した木村さんは、退社を決意し、上司に報告したのだが……。

「部長に退職したいと伝えると、『さんざん世話になっといて、辞めたいとは、上司の気持ちをまったく考えていない』と、ものすごい剣幕で怒鳴られたんです」

退職 以降、部長は何かにつけて木村さんに「馬鹿にするな」、「会社じゃなかったら殴っている」などと暴言を浴びせるようになったという。堪りかねた木村さんは、部長の一連の言動について、部長代理にメールで告発した。

「部長代理からは、大変申し訳ないと謝ってもらえました。さらに、退職についても応援すると言ってもらい、何とか3か月以内には辞められるように調整してもらえることになったんです」

 “もうすぐ辞められる”という希望だけを頼りに頑張っていた木村さん。しかし、ある日仕事でミスをしてしまい、それをきっかけに、協力的だったはずの部長代理が急に手のひらを返したのだ。

「部長代理から『君には失望した。今回の件で退職の話は取りやめだ。辞める時期はこちらが決めさせてもらう』と言われ、頭が真っ白に」

 現在も、上司から暴言を浴びせられながら仕事をする木村さん。退社のメドは立っておらず、苦しい日々を送っている。

「辞める自由」は法律で保証されている



 昨今「辞めさせない」という嫌がらせが増えているが、法律的には、労働者は自由に会社を辞めることができる。就業規則に「退職1ケ月前に申し出ること」などと書いてある場合もあるので、それを確認したうえで、期日がきたら一方的に辞めていいのだ。

 円満に辞められそうなら「退職願」でいいが、ジャマされそうなら「退職届」を出しておこう。理由も「一身上の都合」だけでOK。

 ひどい会社は、「急に辞められて困るから損害賠償しろ」なんて言い出すケースもあるが、もちろん無視してかまわない。

 ただ、転職のときに「前の会社を円満退職しているか」を問う会社もあったりして、そこがまた日本的な嫌らしさなのだが。

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