ハリウッドの家政婦たちが暴露するスターの素顔・後半戦。評判の悪いスターから良いスターまで一気にご紹介します。 ⇒【前編】はコチラ 　ジム（53歳）とジョニー（51歳）は私生活でもかなりの個性派。 　ジムの家で働く家政婦たちは、クルクルと変わる彼のカメレオンぶりに苦労が絶えないらしく、「ある時はとっても優しいジェントルマン、ある時は辺り構わず怒鳴り散らすクソ野郎。毎日どんなキャラクターの下で働くことになるかわからないの」と不満をもらしています。 　一方、ジョニーはコスプレ演技を家庭内にお持ち帰り。事実婚していたヴァネッサ・パラディとジョニーが生活を共にする家で働いていた家政婦は、ヴァネッサのハイヒールやドレスを着て家の中を練り歩くジョニーの姿を何度も目撃したと告白しています。 『トワイライト』のクリステン（24歳）は超ヘビースモーカー。革ジャンにサングラスでくわえタバコをする姿がゴシップ誌に載ったこともあります。 　自宅でも引っ切りなしに喫煙するクリステンは、タバコの吸い殻をところかまわずポイ捨て。その処理に追われる家政婦は「クリステンはまるで煙突のように絶え間なくタバコの煙を吐き出しているのよ。吸い殻を捨てる場所もお風呂場、植木鉢などさまざま。冷蔵庫の中で吸い殻を見つけたこともあったわ」と暴露しました。 　タバコで身体を悪くするよりも先に火事を出さないかの方が心配です。 　驚異のアラフィフ美人女優、デミ（52歳）は鏡恐怖症の疑い。 　顔にメスを入れることに抵抗があるというデミは、今もかたくなに美容整形を拒否。ただ、彼女は鏡の前ではとても神経質になるようで、お気に入りの照明がない限り鏡を見ようともしないのだとか。 　家政婦の最大の仕事は、“鏡専用”電球を切らさないこと！　デミお気に入りの淡いオレンジがかった色合いの電球はすでに製造中止になっているようなのですが、家の倉庫には家政婦が買い貯めしておいた“鏡専用”電球の箱が山積みになっているそうです。 　歌手・女優、働くシングルマザーとして活躍するジェニファー（45歳）とマドンナ（56歳）は家政婦たちに評判の悪いセレブ。二人の元で働くスタッフたちは安月給で知られています。 　ジェニファーの家政婦によれば、その額は他のセレブの元で働くのと比べて半額という安さ！　マドンナ家は安月給なのに加え、彼女の要求が細かく厳しいこともあって、家政婦だけでなくベビーシッターやスタッフたちからも「割が合わない」と不満の声があがっています。 　あるアシスタントは「マドンナは毎晩、最低6回はミネラルウォーターを寝室まで持って来るよう要求するの。寝る暇なんかありゃしないわ」と証言しています。 　お口直しに、ラストは家政婦たちが絶賛する二人のセレブをご紹介。この二人はとにかく太っ腹です。 　スーパーモデルのシンディ（49歳）はキャデラックの広告撮影をした際、使用した新車を同社から贈呈されたものの「私はいらないから」と彼女のアシスタントにプレゼント。 　アカデミー賞女優のリース（39歳）は 、着る予定のない高級ブランドの洋服や鞄を家政婦たちに気前良くくれるそう。ある家政婦は「合計で2000万円相当に上る洋服をもらったのよ」と嬉しそうに話していました。 　また、リースはもともと綺麗好きで、部屋の中は子ども3人いるとは思えないほど常に整理整頓されているため、掃除もとても楽に済むと評判。家政婦として働きたいセレブNo1なのです。 Source：「RADER ONLINE」http://bit.ly/1GLBcPQ ＜TEXT／橘エコ＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【橘エコ】 アメリカ在住のアラフォー・ブロガー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。大学事務と米大手スーパーマーケット勤務の二足のわらじを履いてアメリカカルチャーの裏側を探る、自称アメカジスパイ。ハリウッド最新映画レビューや ゴシップ情報などのほか、アメリカ女子を定点観測してはその実情をブログで発信中。WEBマガジン「milkik」では「アメかじシネマ」「愉快なアメリカ女子」を連載中（http://milkik.com/）