テレビ東京、予算はないけど快進撃!面白さの理由と危うさとは

 ここ1~2年、テレビ東京の話題がメディアでよく取り上げられています。『土曜スペシャル ローカル路線バス乗り継ぎの旅』、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』、『YOUは何しに日本へ?』などがおもしろいと評判なのが、理由の一つですよね。

 テレ東はいい感じにB級感が漂っていて、なんだか憎めない存在……。そんなところから「俺たちのテレ東」という言葉が生まれたのでしょう。テレ東の「いいよね~」ポイントといえば、“番組の独自性”。なぜあんなに斜め上をいく番組が生まれるのでしょうか。

テレ東

予算ないからアイディアで勝つ



 テレビ東京の濱谷晃一プロデューサー(以下、濱谷P)は著書『テレ東的、一点突破の発想術』(ワニブックスPLUS新書)で、予算やビッグネーム出演などに関して他局に遅れをとっていることが、アイディアを大切にする文化に繋がっていると述べています。

 また、同書で濱谷Pは「僕の被害妄想かもしれませんが、出演者も『映画⇒NHK⇒民放他局⇒WOWOW⇒テレビ東京』の順に出演番組を選んでいる気がしています」

「予算が少ないので、制作会社から企画が回ってくるのも最後、出演者が出演先として選んでくれるのも最後、条件のいい原作が回ってくるのも最後。そんな三重苦を打破するためには、良い企画を考えるしかない!」

 と述べています。

 元テレビ誌記者によると、「某局はプレス向けの試写を、自局にある“ミニシアター”のようなところで行いますが、テレ東は大学の講義室のようなこじんまりとした部屋でやることが多い」とのことで、確かに他局と比べて社屋は小さいし、出演者を見てもちょっと渋めの人が多いですよね。

テレ東的、一点突破の発想術

濱谷晃一著 『テレ東的、一点突破の発想術』(ワニブックスPLUS新書)

深夜ドラマが激アツ



 テレ東を長年取材してきた芸能ライターのAさんは、最近、テレ東深夜ドラマの盛り上がりをヒシヒシ感じていると言います。

「きっかけは、大根仁監督だと思います。『週刊真木よう子』という、真木よう子を主演にしたオムニバスドラマが2008年にあって。2009年には、遠藤憲一主演の『湯けむりスナイパー』というのがドラマ24(※金曜、深0:12から放送される連続ドラマ枠)で放送されました。この作品は業界内でとても評判が良いという話を聞いたことがあります」

 ほかにも、福田雄一(『勇者ヨシヒコ」シリーズ』)や園子温(『みんな!エスパーだよ』)、山下敦弘・松江 哲明(『山田孝之の東京都北区赤羽』)など、映画監督による意欲的なドラマが多く作られています。

 これに関して、濱谷Pは前述の著書でこう述べています。

「思い切って制作を外部の有名な監督にお任せすることで生まれた違和感と独創性が視聴者にも伝わったのではないでしょうか。(中略)金曜ドラマの枠を、普通の連続ドラマは絶対撮らないであろう人たちにお任せして、彼らの振り切った世界観で作ってもらえば、そこに熱烈なファンがつくというロジックです。

しかも、出演依頼の際に園子温監督が撮る、大根仁監督が撮ると言うと、出演者も『巨匠と仕事ができる』、『次は映画につながる』と思うわけです。だから、すごい俳優に出てもらえるということにドラマ24は気づきました」

⇒【後編】「“快進撃”はバブル?テレ東が抱える課題」に続く

<TEXT/女子SPA!編集部>

テレ東的、一点突破の発想術

面白いアイディアが湧いてくる!制約があるほど活きてくる!お金なし、才能なし、コネなしでもスゴ腕Pに! アイディア一発・成り上がりメソッド!! テレビ東京の番組が他局から嫉妬されるワケ。

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