ドーナツの裏で輝く、黄色いオヤツ。 　コンビニがこぞってはじめた「ドーナツ戦争」。さっそく食べ比べを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。しかし、その影に隠れつつも、実はすごいコンビ二スイーツがあることをご存知ですか？ 　その名は、「カスタードプリン」。 　とにかくどのお店もレベルが高く、それぞれに個性を感じる王道デザートなんです！そこで今回は、コンビニ各社が販売する「最もシンプルなプリン」を食べ比べしたレポートをお届けします。 「なめらか仕立て濃厚カスタードプリン」　200円（税込）、280kcal ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=238448 　北海道産牛乳を使用し、「濃厚さ」をアピールしたボリュームプリン。たまごの美味しさを想起するこっくりイエロー感や、ほどよい固さが満足度を高めてくれます。甘さは控えめ、クリーミー感よりたまご感が強いのが印象的。カラメルソースに若干個性があり、これが後味として残るため、賛否を生む可能性あり。たまご系プリンをたっぷり楽しみたい方にオススメです。 甘さ：☆☆☆ クリーミー感：☆☆☆ たまご感：☆☆☆☆☆ なめらかさ：☆☆☆ カラメルソースのバランス：☆☆ ◎全体評価：8点 「口どけなめらかカスタードプリン」　150円（税込）、192kcal ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=238450 　香料・増粘剤不使用で、「口どけ感」をアピール。小ぶりな量で、パッケージが不透明なため、期待感を高めつつフタを開けてみると、本物のバニラビーンズが浮いているではないですか！ これ、香料が使われているプリンとはまったく別モノで、洋菓子屋のプリンのような丁寧感・本格感が味わえます。 　また、牛乳ではなく生クリームを使用しているため、クリーミー感はナンバーワン。カラメルソースとの相性もバッチリで、最も完成度の高いコンビニプリンと言えそう。この値段でこのクオリティー、恐るべしです。 甘さ：☆☆ クリーミー感：☆☆☆☆☆ たまご感：☆☆☆ なめらかさ：☆☆ カラメルソースのバランス：☆☆☆☆☆ ◎全体評価：10点 「ミルクとたまごの味わい　とろけるプリン」　108円（税込）、180kcal ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=238452 　108円というリーズナブルな価格で楽しめる「とろける系プリン」。プリン生地が白く、絹のような柔肌感があり、他店にはない個性を感じます。食べてみると、プッチンプリンをイメージさせる味と香り！ 　甘さとクリーミー感はパッキリと強く、キレのあるカラメルソースとのバランスも潔く仕上がっています。なめらかな舌触りを好む人、プリンを常時ストックしておきたい人にはオススメでしょう。 甘さ：☆☆☆☆ クリーミー感：☆☆☆☆ たまご感：☆ なめらかさ：☆☆☆☆☆ カラメルソースのバランス：☆☆☆☆ ◎全体評価：7点 「窯出しとろけるプリン」　150円（税込）、183kcal ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=238454 　ファミマと同様、「とろける系」で勝負している新商品。容量は、ローソンやファミマ以上、セブン以下の中サイズ。食べた印象は……、みずみずしくもクリーミー。これぞ新たなハイブリット感なのか!? 　水分量が多いせいか、全体的に軽やかなのにミルキーさがある不思議なバランスなんです。また、カラメルソースのインパクトは最も控えめで、今回の4種の中では最も好みが別れるプリンかもしれません。 甘さ：☆☆☆☆ クリーミー感：☆☆☆☆ たまご感：☆☆ なめらかさ：☆☆☆ カラメルソースのバランス：☆☆ ◎全体評価：7点 ※各項目の評価、全体評価は個人的好みも含まれます。是非一度、ご自身で食べ比べを！ ＜TEXT，PHOTO／スギ　アカツキ＞ 【スギ　アカツキ】 東大卒の料理研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で長寿美容食の研究をはじめる。料理のモットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ（http://saqai.com/）も手がけている。