肌を合わせて初めてわかる「体の相性」。こればっかりは『してみなきゃわからない』ことです。LCラブコスメが運営する「ラブリサーチ」では、会員女性259名に「体の相性がいい定義」についてアンケートを取り、女性がどのような定義で体の相性を計っているか、調査しています。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ Q.「体の相性がいい」の定義は何だと思いますか？ 回答時期：2014-08-22?2014-08-29 総回答数：259名 ・抱き合っているときに「幸せ」と感じる(89名) ・セックスに対するモチベーションが同じで、呼吸があう(88名) ・挿入時「気持ちいい」と感じる(52名) ・受けと責めの役割があり、バランスがとれている(18名) ・そのほか(12名) ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　体に受ける快感より、自分のココロがどう感じるか？そこが体の相性の善し悪しに繋がるようです。 　そこで夜の性活相談員・小室友里が思う「初めてのセックスで○○だったら、体の相性がいい」と思う3つのチェック項目をご紹介します。

チェック項目1：愛撫のリクエストができる

「そこ、もうちょっと右…」、「耳より首筋がいいんだけど…」など愛撫のリクエストを、どんな遠回しな言葉でもいいので言葉にできれば、体の相性がいいと言えるでしょう。 　体の相性はお互いの感覚を摺り合わせることで、ある程度は作れるのです。『感覚の擦り合わせ＝愛撫のリクエスト』が初めてのセックスからできそうな相手だと感じられるなら、確実に体の相性はよくなります。実際にはうまく伝わらなくて、リクエスト通りの愛撫じゃなかったとしても、リクエストしようと思えた相手であることが大切なのです。

チェック項目2：見つめ合う時間が長いと感じる

　男性が目を見つめるということは、それだけ深い愛情を持っていて、心を通わせようとしている証拠です。心を通わせようとしてくれる人とは、必ず体の相性はよくなります。言葉にしなくても目を見れば分かりあえる感覚は、セックスにおいては男女共通なのです。 　彼が女性の目を見ず、または目を閉じて自分の世界に入っているようなら、女性がセックスに求める感覚に疎い人かもしれません。 そんなときは「私を見て…」とリクエストしてみましょう。ちょっと見ただけでパッと目を反らしてしまうようなら、あまり期待はできないでしょう。

チェック項目3：手を繋いでくれる

　女性にとってごく当たり前な愛情表現ですが、男性の中には手を繋ぐことを嫌う人がいます。手を繋ぐ行為が、男性ホルモンの影響を受けて、侵略行為と感じさせる場合があるのです。女性の愛情表現を防衛本能で拒んでしまう相手と、果たして体の相性を合わせることが出来るでしょうか…？ 　これを確かめるには、騎乗位になった際に彼の手がどう動くかで判断出来ます。女性の腰を持ってグイグイ動かし続けたり、逆マグロ状態の男性は、体の相性をよくする感覚は少ないと思っていいでしょう。 女性が手を差し出したら、自然と指を絡めてくれるようなセックス感覚を持っている人なら、体の相性もよく、今後も高めていける相手です。 　体の相性は、初めから確定しているものではなく、セックスを重ねるごとによくなっていくものです。ですので、初めてのセックスでは「この人と体の相性、セックスの感覚を摺り合わせていけるかどうか」に着目します。 　それに、男性にとって3回目までのセックスは『捨てセックス』です。3回目くらいまでは、大抵の男性は緊張から実力を出し切れていないのです。私たちが思っている以上にナイーブな生き物ですからね、男性は。 ですから、男性のセックステクニックで体の相性云々を計るのは4回目以降から。それまでは感覚的に合うか合わないかを判断しましょう。 ▼ライター：小室 友里さんプロフィール 【小室友里さん】 夜の性活相談員。90年代を代表するAV女優として世界初のアダルトDVD作品を発売した。AV引退後は、舞台、海外作品を含む映画出演。ボーカリストとしても活動中。ライターとしてセックス関連のコラム、お悩み相談など寄稿。「セックスとはお互いを知ること」がモットー。