NYセレブに大人気の日本人ネイリストMEI。奇抜なデザインにお客殺到
ジジ&ベラのハディット姉妹やアリアナ・グランデなど名だたるセレブから指名を受ける、ニューヨーク在住の日本人ネイリストMEI。
京都出身のMEIの本名は、メイ・カワジリ。
「インスタで最も影響力を持つネイリスト」の呼び声高い彼女に、欧米のメディアが大注目。今日は、唯一無二のユニークなデザインを武器に海外で活躍する日本人ネイリストをご紹介します。
インスタで賛否両論も、セレブや世界的デザイナーが才能を評価
『ロサンゼルス・タイムス Los Angeles Times』によると、ネイリストになる前はタトゥーアーティストをしていたようですが、次々に新しいアイディアが浮かんでしまう彼女の性格には「一度彫ったら一生もののタトゥーには不向き」と考え、ネイリストに転向。ニューヨークには6年前に移り住み、以来、着々とクライアントを増やし続けているそう。 そのお値段は1回約200ドル(≒2万2000円)と安くはないものの、あまりの人気で、今は紹介がなければ新規客は受け付けないほど繁盛しているのだとか。 そんなMEIのネイルの特徴は「Wacky(風変わり)」で「Bizarre(奇怪な)」だ、と紹介するのはイギリスのタブロイド紙『ザ・サンThe Sun』。#iwishicanskateboard #DreamGirl #NailsByMei #LoveIsInTheAir pic.twitter.com/CkEibOHPhG
— Mei Kawajiri (@nailsbymei) 2016年2月17日
7月下旬にインスタグラムに投稿された新作「Pink Idle (ピンクアイドル)」は、ネイルにその図柄を描くのではなく、立体的なピンクのリボンをネイルに貼り付けた3D仕様。
こうしたデザインは初めてではなく、以前から、爪をステーキ肉に見立てた「Supermarket Meat(スーパーマーケット・ミート)」や、バービー人形の靴を思わせるピンクのシューズが各指にあしらった「Fashion Week Nails(ファッションウィーク・ネイルズ)」などをインスタグラム上で発表し、フォロワーたちを驚かせてきました。
ネイリストというよりも“アーティスト”という呼び名がふさわしいMEIは、大勢のファンに支持される一方、SNSでは「バカバカしい」と叩く声もあるようです。
しかし実際には、ジジ・ハディットに23歳のバースデーネイルを依頼され、アパレルブランド「トミー ヒルフィガー」のキャンペーンモデルのネイルを手がける大活躍ぶり。
ネイル業界以外でもGoogleとコラボしてスクリーンセーバーをデザインするなど、その才能は広く認められています。 世界が注目する日本人ネイリストに今後も要注目! 今のところ、ニューヨークのスタジオ以外にサロンを出店する予定はなく、一般人の我々には彼女の斬新なネイルアートを体験することは難しそうですが……。 「The Sun」https://www.thesun.co.uk/fabulous/7050368/gigi-hadids-nail-artist-mei-kawajiri-pink-lace-bow/ https://www.thesun.co.uk/fabulous/6538193/gigi-hadids-nail-artist-has-created-supermarket-meat-nails-and-theyre-pretty-gross/ 「Los Angeles Times」http://www.latimes.com/fashion/la-ig-wwd-mei-kawajiri-viral-nail-artist-20180817-story.html <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。