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いまさら聞けない【街コンの基礎知識】

街コン テレビや雑誌で取り上げられることも多く、今やすっかり定着した「街コン」という言葉。しかし、実際には「まだ行ったことがない」という人のほうが多いだろう。今回は今更聞けない街コンの基本的な攻略方法をお教えしよう。

1:どうやって申し込む?

 街コンと一口に言っても、主催者や開催場所はさまざまである。まず街コンはほとんどの場合が2人1組(同性ペア)での参加となる。男性のほうがやや高めの料金設定となっていることが多い。料金は事前に振り込むかクレジットカード決済などといった形式がほとんどなので、一緒に参加する相方を見つけよう。

2:どんな街コンに参加する?

 ネットで「街コン」と検索すると、多数の街コン情報が出てきて、いったいどれに参加していいのか判断に迷うところ。選び方のポイントとしては「連絡先が明示してあるもの」「丁寧な説明書きが書いてあるもの」を選ぼう。主催者も玉石混合である。とある街コンの主催者によれば「最近、街コンが流行っていて儲かりそうだからって、ロクに運営管理ができないような人たちが主催している街コンもあります。ガツガツ行きたい人はそういう主催者の管理が甘いところのほうが逆にいいかもしれませんけどね」とのこと。  街コンに参加したことのあるライターS(27歳・男)によると、 「以前、僕の行った街コンは酷かった。駅前のうらぶれた中華料理屋の大テーブルに座らされたけど、周りはほとんど男。明らかに男女比率がおかしかった。主催者から席替えタイムなどの案内も特になく、ほとんど女性と話もできず、騙された気分だった」  きちんとホームページで情報を明示している主催者ならば「ハズレ」を引くことは少ないだろう。また、男女の出会いではなく、食べ歩きや観光などに重きを置いている街コンもある。「グルメを楽しみたい」「あの街に行ってみたい」といった感じで、使い分けるのもオススメだ。 「今年の6月に阿佐ヶ谷で開催された街コンに参加したけど、いろいろな店を食べ歩きできたし、お店を探し歩いていると、結果的に、阿佐ヶ谷を散策することもできた。今まであまり馴染みのなかった街だけど、好きになりましたね」(28歳・男・会社員)

3:街コン当日。注意することは?

 さて、街コン当日。受付時間には余裕を持って着くようにしよう。受付時間の締切直前になると、多くの参加者が殺到するので、受付は大行列になってしまう。早めに受付を済まし、余裕を持ってその日の計画を立てよう。また、街コンで利用できる飲食店は食べ飲み放題となっているので、人気が出そうな店はすぐ満席に。事前に主催者のホームページで利用できる飲食店などが掲載されているので、当日までにお店を見定めておこう。  街コンもその開催場所やシステムによって、雰囲気は大きく異なる。主催者スタッフ管理の元、時間制でお店や席を変わらなければいけないところもあれば、とにかく自分で話しかけて立ち話をしたり、テーブルへ誘ったりする街コンもある。「気弱で話しかけられない」「自由にさせてほしい」など、自分の性格に合った街コンを探そう。  街コンの発祥は、’04年に宇都宮で開催された「宮コン」とされているが、都市・地方を問わず、いまや毎週、どこかしらで多くの街コンが行われている。話のタネに一度、足を運んでみてはいかがだろうか? <取材・文/トモMC>
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