Entertainment

直列5気筒ダンスで世界を席巻! K-POPグループ・CRAYON POPが日本上陸【インタビュー】

 大ヒット曲『BAR BAR BAR』で世界中の注目を浴びたK-POPガールズグループ、CRAYON POP。女子中高生たちの間では、独特の“直列5気筒ダンス”を真似た動画をYou TubeにUPするのが大流行。ミュージックビデオは驚異的な再生回数2,900万回を記録し、2014年にはレディー・ガガの全米ツアーのオープニングに抜擢された。 K-POPガールズグループ、CRAYON POP 2012年に韓国でデビューした彼女たちが、満を持して今月22日、日本デビューを果たした。デビュー曲のタイトルは『ラリルレ』。好きな人に素直になれず、いじわるしてしまう女の子の気持ちをポップに歌っている。トレードマークの“ジャージにヘルメット”衣装、中毒性の高いメロディーとダンスも健在だ。 ⇒【YouTube】[Crayon Pop] 「ラリルレ / ra ri ru re / 라리루레」 ミュージックビデオ- Official MV http://www.youtube.com/watch?v=AczeObkJDAM 【日本デビュー曲『ラリルレ』】  22日にラゾーナ川崎で行われた新曲お披露目イベント後、5人に話を聞いた。
左・グンミと右・ソユル

左・グンミ 右・ソユル

――イベント、大盛況でしたが、いかがでしたか? エリン:本当に久しぶりに日本のファンの方たちにお会いできて、とても嬉しかったです。新曲なのに応援の掛け声もしてくださって、感激しました! いつ作ったんだろう?(笑) ――日本でK-POPというと少女時代やKARAが人気ですが、「CRAYON POPはココが違う」というポイントは? ソユル:妹のような親近感を感じてもらえるグループだと思います。つねに新しいパフォーマンスをお見せして、独特のコンセプトで活動しているところが他のガールズグループとは違うところかなと。 ――レディー・ガガさんの全米ツアーの様子はいかがでしたか? ウェイ:世界のガガさんのツアーに参加できて、本当に光栄でした。様々な都市を回って不安や緊張もありましたが、実際に始まってみると心に余裕が出てきました。お客さんも楽しんでくださったので、ツアーの2ヶ月間はすごく楽しかったです。欧米の音響やコンサート準備も見ることができたし、いろいろな経験をさせていただきました。 グンミ:ガガさんは、ステージ上で本当に情熱的なパフォーマンスをされる方。お客さんがどうしたら楽しめるか、よく分かっている方だと思いました。最終日は一緒にステージに上がってパフォーマンスをしたんですが、たくさんのことを吸収できて貴重な時間になりました。 ――日本デビュー曲『ラリルレ』は日本語ですが、歌詞を覚えるのは大変でしたか? ウェイ:韓国語でのレコーディングと比べると慣れない部分はありましたが、歌というのはリズムがあるので、それほど大変ではなかったです。歌詞を覚えることよりも、発音が大変でした。例えば“ツ”の発音は、韓国語にはないんです。 チョア:音程よりもイントネーションを注意されました。「チラチラこっちばかり見て ねえ」という部分の「ねえ」は、“話しかけている”ように歌って、とか。イントネーションで変化をつけるというのは韓国語にはあまりないので、大変でした。 ――日本語は普段から勉強していますか? 全員:しています! グンミ:教科書で勉強してるんですが、まだまだ会話を楽しむという段階ではないです。でも挨拶やコンサートでの呼びかけなど、ファンの方とコミュニケーションするときの言葉は、少しずつ覚えて使っています。 ――『ラリルレ』はキャッチーな歌詞ですが、とくに好きなフレーズは? グンミ:「プインプイン」というのは韓国語でもそのまま使うので、面白かったです。「天然キャラ」というのも、意味を生かすように歌っています。
左・チョア、中・エリン、右・ウェイ

左・チョア 中・エリン 右・ウェイ

――歌詞の内容は“恋をして素直になれない女心”ですが、共感できますか? エリン:子供のときはそういう感じだったと思うんですけど、いまは気持ちを隠さないで正直に表現するほうです。 ソユル:共感はできますが、人それぞれスタイルが違いますよね。 ウェイ:元々は男性のほうが積極的で、女性からいくことって少なかったと思うんです。でも最近は逆になってきたような。恥ずかしがったり、上手く表現できなかったり、男性のほうが共感できる歌詞かもしれません。 チョア:いじわるしちゃう女の子って、いまはあんまりいない気がします(笑)。 ――日本の男性はいかがですか? エリン:美少年が多いと思います。 ――ほんとですか?(笑) エリン:ほんとですよ!(笑) みんなでショッピングモールに行ってきたんですけど、わたしは昔からアニメが好きで、幼い頃から日本の漫画をたくさん読んでいたんです。ショッピングモールでは、少女漫画からそのまま出てきたような人がたくさんいました。女性もみんな美人! ――(笑)。『ラリルレ』のどんなところを見てほしいですか? ソユル:わたし達のカラーに合わせたキュートな曲で、振り付けも楽しいです。みなさんに一緒に歌って踊ってもらいたいです。 ウェイ:『BAR BAR BAR』と比べて、歌詞の内容に合わせた女の子らしい動作が多いです。CRAYON POPらしい独特でいたずらっぽい振り付けは共通してますね。 ――『BAR BAR BAR』のようにYou Tubeで広がりそうですか? グンミ:『BAR BAR BAR』は、ダンスやコンセプトが本当にたくさんの人に愛された曲です。今回の『ラリルレ』もたくさんの人に愛されたら嬉しいです。  とってもキュートで明るく人懐っこい5人。K-POP初心者でも、思わず真似したくなるダンスは大注目! 日本のK-POPシーンを大いに盛り上げてくれそうだ。 <取材・文・撮影/尾崎ムギ子> ●日本公式サイト:http://crayonpop.ponycanyon.co.jp/
尾崎ムギ子
1982年4月11日、東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業後、リクルートメディアコミュニケーションズに入社。求人広告制作に携わり、2008年にフリーライターとなる。「web Sportiva」などでプロレスの記事を中心に執筆。著書に『最強レスラー数珠つなぎ』『女の答えはリングにある』。Twitter:@ozaki_mugiko
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ