安室奈美恵いまだに人気。カリスマ達が失速するなか、アムロの強さとは?

 9月5日より、全44公演の全国ツアーを展開する安室奈美恵。今年でソロデビューから20年。その間ずっと最前線に立ち続けていることに驚かされます。しかも過去のヒット曲に頼らず、新しい音楽と向き合って健全に気張っている。

 楽曲からそんな安室奈美恵の心意気が伝わってくるから、いまだにカリスマ的人気を誇っているのではないでしょうか。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=341731

安室奈美恵_アルバム『_genic(ジェニック)』●2015年6月にリリースされたアルバム『_genic(ジェニック)』は全部新曲で、ドラマ等とのタイアップ曲もナシ。初週売上16万枚で、オリコン週間アルバムランキングやBillboard JAPAN HOT Albums チャートなど4つの主要音楽ランキングで1位を獲得した。

 浜崎あゆみの新譜(2015年8月)が初週3万枚、宇多田ヒカルは活動休止状態、華原朋美は言わずもがな……といった、かつてのカリスマと比べると、安室の現役感は際立っている。

安室奈美恵、カラオケ向きのベタなJポップと決別



 そんな安室ですが、ある時期を境に、レパートリーから“ベタなJポップ”が激減しました。素人がカラオケでトライしたくなるような曲を作らなくなっている。大声で歌い上げるお涙ちょうだい的なサビや、とってつけたような転調もない。代わりに、歌い手としてのベーシックな実力が問われる楽曲で勝負しているのです。

 たとえば、最新アルバムからの「birthday」。

⇒【YouTube】安室奈美恵 / 「Birthday」 (from New Album「_genic」) http://youtube.be/rTkvTU0OxFU



 エッジが立ったリズムパートの攻撃性と、ポップスのカラフルな親しみが同居したサウンドが見事です。しかし、一方で同じフレーズを繰り返す曲には、どこか突き放したようなところがある。“うた”の情緒で聴き手に取り入ろうとする甘えが、まるで感じられないからです。主役は、あくまでもサウンド。ボーカルは、その推進力を補うために仕えているだけ、といった具合に。

 さらに、YouTubeでの再生回数1000万回超えという「Golden Touch」。

⇒【YouTube】安室奈美恵 / Golden Touch -10 Million Views New Edit- http://youtube.be/Wak6ptsnALA



 息継ぎもままならぬ細かな符割から始まり、途中で声色まで変えさせて、彼女の音域の上から下まで使い尽くしている。

 それでもやはり歌は添え物にとどまっている。ひとつひとつのフレーズが短く区切られているので、“歌で語る”ことができない。いわば、ディーヴァ的な振る舞いを自ら禁じているような楽曲なのですね。

安室奈美恵_「Golden Touch」新バージョン

「Golden Touch」新バージョン動画用のビジュアル

安室奈美恵は“いかにも歌姫”な歌い上げでごまかさない”



 しかし、そこにこそ安室奈美恵の凄味があるように思います。例に挙げた「birthday」と「Golden Touch」、いずれも幅の広いメロディがないので、音の立ち上がりと正確なリズムが命。それはキーが高いとか、ヴィブラートが大きいとかで、ごまかせない部分なのですね。“ここが揺らげば、楽曲が壊れてしまう”。派手さはなくとも、いまの安室奈美恵の曲と歌には、堂々と際を歩むスリルを感じるのです。

 9月20日に38歳になる彼女。女性誌の表紙を飾れば、年齢を感じさせない若々しさで話題にのぼりますが、その歌は着実に成熟へと向かっている。音楽では、とても上手に年を重ねている安心感が実に頼もしいボーカリストです。

安室奈美恵_雑誌『ar』2015年8月号

20代に人気の雑誌『ar』2015年8月号で“おフェロメイク”を披露して話題になった

<TEXT/音楽批評・石黒隆之>

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