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セックスレスに悩む人妻「夫婦円満のためにセフレが必要」

“セフレ”というと「お互いに割り切った体だけの関係」や「女性は半ば本気だけど男性はあくまで性欲」といった関係を想像しがちだが、最近はセフレに求めるものも、男女のパワーバランスも多様化しているという。

夫婦円満のためにセフレが必要

 婚外恋愛をする人妻もいるなか、千葉県に住む専業主婦の松田知恵さん(仮名・35歳)さんは、あえて割り切った関係を求めていると話す。 「悲劇のヒロインを演じるほど生活に不満もなく、夫のことも愛している。でも単純にセックスレスだから、性欲を満たす相手を求めた結果です」 新型セフレ 現在のセフレは4人。全員が趣味系SNSで知り合った“ヤリチン”男ばかりだ。 「彼らは渡り鳥なので過度な連絡もしてこないけど、寂しいときは相手をしてくれるし、呼べば来て抱いてくれる。ヤリチンも多頭飼いすれば便利に使えます(笑)」  会うスパンも半年~1年に一度程度に抑えている。1年以上会わないセフレもいるが、会えばエッチ。肉体関係だけの織姫彦星である。 「エッチは好きだけど、それぐらいの頻度のほうがお互い情も湧かないし、エッチもずっと新鮮さを保てます。こんな平凡な主婦の私が、ラブホテルのサービスタイムの時間だけ“女”に戻れる、いわば年に一度のご褒美。生活にメリハリもつきますからね」  夫婦円満のためにも、あえてセフレが必要と話す知恵さんだった。

離婚のためにカラダを張る

 仕事のためにセフレ関係を結ぶ女性もいる。主婦の池田美代子さん(仮名・31歳)は、夫との関係が冷え切っており、一日も早い離婚を目指してセフレライフに勤しんでいる。 「離婚するためには稼ぐ力を身につけなきゃいけないんですが、どうせ働くなら、昔から興味があった放送作家の仕事がしたいなと思って。でも、どうすればいいかわからないし、放送作家の学校みたいなところに通うお金もない。  そんなとき、友達の友達に映像制作の会社で働いている男性がいたので、紹介してもらいました。全然好みじゃないんですが、私にとっては唯一のコネなので、セフレになっていろいろ教えてもらっています」  使わなくなったノートパソコンをもらい、最近は資料集めのアルバイトをやっているそうだ。 「時給にして600円くらい、全部で月に2万円くらいですが、ギャラももらえるようになりました。まあ、彼はワリカン主義なので、ご飯代やホテル代でほとんど消えてしまいますが。割り切った関係とはいえ、彼のエッチはいかにも性欲処理って感じだし……最近は虚しさも感じ始めています」  時給の安いアルバイトとして体よく搾取されている気もするが……。 ―多様化する新型セフレ【2】―
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