処女を捨てたくてセフレをGETしたら…「明るくなってモテ度もアップ」
“セフレ”というと「お互いに割り切った体だけの関係」や「女性は半ば本気だけど男性はあくまで性欲」といった関係を想像しがち。しかし、最近はセフレに求めるものも、男女のパワーバランスも多様化しているという。
周りの友人が中高生のうちから男遊びをしていたなか、自分が23歳になっても処女であることに劣等感を抱いていたという藤井由香さん(仮名・飲食)は現在25歳。
「まだ処女かって? いやいや、さすがにそこは卒業してるから! バカにしすぎだし!」
処女を捨てたい一心で、飲み会で知り合った男性とその日のうちに一夜を共にし、以後半年ほどダラダラとセフレ関係が続いているという。そんな適当な相手を選ばなくても……という気もするが、ようやく処女を卒業できたことに安堵している様子だ。
「お互いヤりたくなったら連絡してホテル行く感じ。ヤることヤッてないと老けるし(笑)」
半年前まで処女、経験人数1人とは思えないほどオープンに話す。
「処女を捨てたら性格が明るくなったのかな、ほかの男からの誘いも増えたんですよ~!」
長年の処女コンプレックスから解放された由香さんは、今では誰よりも積極的だ。
自らの意思でセフレの道を選んだ女性もいる一方、恋愛感情込みのセフレ関係を続ける従来型のセフレも依然として多数いる。
「最初はこっちが『遊んでやる』つもりでした」とつぶやく境田加奈子さん(仮名・24歳/金融)。半年前に12歳年上の妻子持ち上司に声をかけられ、以来セフレ関係を続けている。
「当初は彼氏がいたんですが、好奇心で上司とヤッたら、彼より全然うまくて。そこで、1回と言わずもう少し関係を続けることに」
結局付き合っていた彼氏とも別れ、今はセフレ上司一本だ。
「彼は離婚する気がないし、私以外にセフレが何人もいて、その武勇伝を私に話すのが大好き。最初は面白がって聞いてたんですけど、最近はちょっとツラいですね。まぁ、今はほかに好きな人もいないから、関係は続ける……かな」
彼氏と別れたり、ほかのセフレに嫉妬したりと、はたから見たら完全に泥沼寸前。加奈子さんが暴発しないことを祈るばかりだ。
―多様化する新型セフレ【3】―