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「妻の心が不安定」に悩む夫は意外と多い

 結婚した当初はラブラブでも、時がたつにつれて、お互いに不満が出てくるもの。夫は妻のどういうところを「イヤ!」だと思っているのだろうか? 妻から見れば「お互いさまだよ」と言いたくもなるが、反面教師としてリサーチしてみた。  今回、30代の既婚男性100人にアンケート(※参照 http://joshi-spa.jp/34313)を取ったところ、妻への不満の第9位にあがった「妻の情緒不安定」。その言い分を夫側にインタビューした。

家に帰ると何かが燃えていたり、流血していたり……

鬱「友達が多くないとは知ってたんですけど、結婚後、思った以上に外に出ないので驚きました」と語る景山雅夫さん(仮名・29歳・IT)さん。結婚後、彼の妻は、彼以外の人間とは遊ばず、家に籠もりきりだという。 「家に帰って彼女が金魚としゃべっている姿を見ると、『俺がかまってやらなきゃいけないのかな』と無言の圧力を感じます」  多少息苦しさを感じるくらいならまだよい。佐伯博さん(仮名・34歳・運送)の妻は、「燃やし癖」のある人だった。 「結婚して、帰宅すると手首を切って血まみれになって倒れていたり、何かを燃やしていたり……。2年近く一緒に住みましたが、こちらの精神が病んでしまいそうで、離婚しました」  思い返せば、結婚前から彼女の情緒不安定の片鱗は表れていた。 「彼女の同級生とかには『このコ、精神的にちょっと不安定だけど大丈夫?』と言われていたんですが、『結婚したら落ち着くだろう』って思ってたんです。彼女の情緒の不安定さも、結婚前は気まぐれでかわいく見えたし。今思えば甘かったです。彼女の両親に泣いて感謝されたのも、思えば体よく押しつけられたのかも」と苦笑する。  結婚前は魅力的に見えた危うさが、結婚後は短所に。豹変してしまったのは妻ではなく佐伯さんの心持ちなのかもしれない。  しかし、金魚としゃべるのはまだしも、リストカット癖となると立派な病気。離婚する前に、なんとか治療できなかったのだろうか……。 <ILLUSTRATION/ドルショック竹下> ― 夫が激白「妻への不満」実例集【12】 ―
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