恋が冷めるのはコミュ力が低いからです!

 あなたは自分に恋人や配偶者がいる時、自分の意見や気持ちをしっかりと伝えられているでしょうか?

 そもそも日本人は「対等な人間関係」を構築するのが苦手で、「上下のある人間関係」を構築する傾向にあると言われています。実際、一つ上の先輩ですら敬語を使用しますよね。年上の人でもちょっと親しい関係になればファーストネームで呼び合うアメリカなどのような国と比べれば明らかです。

 明らかに目上の人ならまだしも、そうではないしっかり自分の意見や気持ちを言えている人にはガミガミと口調が強かったり、責めるようなことを言ったり、不満をぶつけるだけだったり、態度が高圧的で見下したようなことを言ってしまっている人も多いと思うのです。ひどいケースでは相手の人格を否定するようなモラハラに至るケースもあるでしょう。逆に、言いたいことがなかなか言えずダンマリしてしまう人も多いのです。

 このように、恋愛や結婚におけるパートナーに対して、『ダンマリ女子or男子』か、『ガミガミ女子or男子』のどちらかになってしまる人が本当に多くいます。でもなぜこのように偏ったコミュニケーションになってしまうのでしょうか?

 日本では女性でも普段から「上下のある人間関係」の作り方をすることが多いため、パートナーとの関係においても、自分が下になると『ダンマリ女子or男子』になり、自分が上になると『ガミガミ女子or男子』になるという、どちらか一方になってしまうのです。

ケンカこそカップルのコミュニケーションが培われる



 また、ケンカしても「どちらが悪いか」という勝ち負け判定になりがちです。多くの場合、カップルでケンカになる際には、お互いに何らかの改善点があるのですから、お互い悪かったところを認め合って改善をすれば、二人の関係はさらに良くなるはずです。

 ところが、上下のある関係と同様に、ケンカも「どちらが悪いか」というゼロサム的な発想をしてしまうため、負けたほうしか改善を強いられることになりません。相手を悪い「敵」と見なすようなケンカをしていれば、100年の恋も冷めてしまうのは当然です。

 また、負けたほうも敗北感・怒り・悔しさ・我慢という意識が強くなってしまい、改善しようという積極的な意思には繋がりにくい傾向にあります。「どうして何度言っても分からないの!?」と怒っている人がたまにいますが、そのように相手の改善意思を削ぐような攻撃をしているうちは、相手が改善しようとは思わないのは当然です。

 拙著『恋愛氷河期』でも、いざこざが起こった時のコミュニケーション能力「コンフリクトマネジメント」について詳しく書かせて頂きましたが、ケンカこそカップルコミュニケーション能力の実力が問われる瞬間です。

 その際に適切なアサーション(自分も相手も大切にする自己表現)と傾聴(関心を持って注意深く相手の話を聞くこと)をすれば、「雨降って地固まる」に持っていくことができるわけですが、自分もしくは相手がそれをできない人だと雨降っても地固まらず、常にぬかるみのまま。ケンカを重ねて行くうちに「この人、無いわ……」というように、心が離れて行ってしまうわけです。

セックスの回数が多いフランス人はよくケンカをする



 このように、日本人カップルはガミガミかダンマリかの二つになりがちですが、それは「カップルコミュニケーション能力が低い」からと言えるでしょう。「付き合っている時はダンマリ女子だったのに、結婚したらガミガミ女子になった」と言う男性が時々いますが、お互いカップルコミュニケーション能力が低いからそうなるのも当然です。

 ちなみにセックスの回数が日本よりも何倍も多いフランス人カップルは、よくケンカすると言われています。あくまで私個人的な印象ですが、彼女ら彼らのように対等にケンカして対等に関係修復することができないことが、日本人カップルのセックスレスの原因の一つにもなっているのではないでしょうか?

『ダンマリ女子or男子』も『ガミガミ女子or男子』からは卒業し、女子会や男同士でパートナーの愚痴を言うのではなくて、直接しっかりと相手に意見を伝えられるようになると良いですね。

原色のウェアが好きなので、顔が見えないと山ガールに間違われます(勝部)

⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

【勝部元気】
1983年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。コラムニスト・社会起業家。専門はジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論、教育論等。他にも幅広い知識習得に努めており、所持資格数は66個にのぼる(2015年6月現在)。雑誌・TV・web等でコメンテーター活動をしている他、働く女性の健康管理を支援するコンサルティング会社(株式会社リプロエージェント)の代表取締役CEOを務めるなど、各種ソーシャルビジネスに携わっている。ブログ『勝部元気のラブフェミ論』(http://ameblo.jp/ktb-genki/)は、男性なのに子宮頸がん予防ワクチンを打ったレポートが話題となった。twitterは@KTB_genki。初の著書『恋愛氷河期』(小社刊)は発売中

恋愛氷河期

著者は、ナンパ禁止論や反・不倫論で話題を呼んでいるコラムニスト。男性から、かつ若手からの立場で、女性に厳しい社会に真っ向からダメ出しをする。

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◆勝部元気

1983年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。コラムニスト・社会起業家。専門はジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論、教育論等。他にも幅広い知識習得に努めており、所持資格数は66個にのぼる(2015年6月現在)。雑誌・TV・web等でコメンテーター活動をしている他、働く女性の健康管理を支援するコンサルティング会社(株式会社リプロエージェント)の代表取締役CEOを務めるなど、各種ソーシャルビジネスに携わっている。ブログ『勝部元気のラブフェミ論』(http://ameblo.jp/ktb-genki/)は、男性なのに子宮頸がん予防ワクチンを打ったレポートが話題となった。twitterは@KTB_genki 初の著書『恋愛氷河期』(小社刊)は発売中

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