インフルエンザで衰弱死を覚悟…結婚できない中年フリーターの不安

 現在放送中のドラマ『家族のカタチ』(TBS)で香取慎吾が演じる大介のように、「あえて結婚しない」アラフォー男性が増えつつあるようだが、その影で、「したいのにできない」中年男性たちもまた、年々増加しているという。

衰弱死

※写真はイメージです

 特に問題視されているのが、中年フリーターの未婚化だ。厚労省の発表によれば、2014年時点で34~44歳男性の非正規雇用率は9.5%に達し、中年のフリーターの数は過去最高を更新し続けている。その一人である亀岡さん(仮名・47歳)に話を聞いた。

年齢的にも収入的にも、女性に相手にされない



<亀岡竜也さん(仮名・47歳)/年収280万円/彼女ナシ歴10年>

「独身だと病気やケガをしたら死ぬしかありませんね」と嘆く亀岡さん。早朝は築地市場の作業員、昼は介護士バイトで生計を立てている。

「大学卒業後に当時は高給取りだった大型トラック運転手になりました。20代で年収は1000万円近くあったかな。でも、バブル崩壊後に給料が半減。42歳で運転手の職業病である痔を患い、今の仕事に転職しました」

 介護士資格を有するも、その給料だけではやっていけず、正社員ではなくパートタイム勤務。二足のわらじを続けた結果、長距離トラック運転手時代に貯めた500万円の貯金は約300万円まで目減りした。

インフルエンザで衰弱死を覚悟



悔やんでも悔やみきれないのは、過去2回見送った結婚のチャンスです。30代前半だったこともあり、“まだ遊びたい”と結婚を拒否してしまいました。でも、今は結婚したくて仕方ありません。

 2年前の冬、インフルエンザで4日寝込んだとき、病院にもコンビニにも行く体力がなかった。唯一あったカレーのルウをお湯に溶いてエネルギー補給しましたが、衰弱死も覚悟しましたね。何の保証もなく、このまま仕事ができなくなったら、人生おしまいです

 既婚者で共働きであれば、収入面でリスクヘッジできる。だが、独身者はそうもいかない。

「貯金があるうちに、何とか結婚したいと思いますが、年齢的にも収入的にも女は相手をしてくれない。ガンになってからガン保険に入れないのと一緒です

 女性にとって年齢は結婚における大きなハードルになると言われるが、ある年齢を過ぎれば、男性も同じようだ。だったら同年代の独身女性を探せばいいのにと思うが、やっぱり若いコの方がいいのだろうか……。

※35~45歳で個人年収400万円以上600万円未満の独身男性200人が対象。

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