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ダメ男にカモられる女…8歳女子で早くも兆しが!【シングルマザー、家を買う/45章】

娘のありあまる母性に一抹の不安…

 たとえば、息子が手に届くようなガラスのものをさっと移動させたり、勢いでひっくり返したお茶を見た瞬間、タオルを持ってきたり……。もうキャバ嬢もビックリの気の使いようである。できる、こやつ、できる!  しかも、もろもろの出来事にイライラしている私とは対照的に、「しょうがないわねぇ」的な生温かいため息をつきながら、さっと対応してくれるのだ。なんだこれは……これはなんだ。もちろん、そんな姉に対し、息子もニコニコで返す。そりゃそうだ。かたやママには怒鳴られるが、娘には怒られることなく後片付けをしてもらえるのだから。  そして娘はついにこう言ったのだ。 「息子くんは、本当にお姉ちゃんがいないとダメねぇ」  え。え!? 今なんと!  この何やってもダメな男に尽くした挙句、お金をせびられて、さらに浮気とかされていることに気づいているのに「あなたは私がいないとダメなのよね」って言うような感じ。女として絶対に言っちゃだめな言葉をいま、8歳の小娘が……。 シングルマザー、家を買う/45章 これは見過ごせない。このままでは、将来、母性がダダ漏れのダメ女になってしまう……。これはしっかり教育せねば!
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娘の両肩をガシっとつかみ、目を見てこう話した
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シングルマザー、家を買う

年収200万円、バツイチ、子供に発達障がい……でも、マイホームは買える!

シングルマザーが「かわいそう」って、誰が決めた? 逆境にいるすべての人に読んでもらいたい、笑って泣けて、元気になる自伝的エッセイ。

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