もうひとつ、「ウチが発祥」だと明言しているのは全国飴菓子業協同組合。 　同組合のHPには、ホワイトデーの仕掛け人である飴メーカーのおじさまたち6人が、当時の苦労を語る「プロジェクトX」ばりのページがあります。 　それによると、1978年の組合総会で「ホワイトデー(3月14日)はキャンディの日」と決定して、1980年に銀座三越で大々的なキャンペーンをブチ上げたそう。 　浸透させるために、地下鉄の中で「『ホワイトデーって知っているか』『ホワイトデーってのは、キャンデーを女の子に返す日だぞ』と相棒に大声を出して、落語みたいなことをやりました」（みやこ飴本舗・中西信雄氏）なんて涙ぐましい努力も語られています。 （「全国飴菓子業協同組合」HP「ホワイトデー誕生秘話」より） 　どの説にも共通するのは、お菓子業界の販促キャンペーンだということ。それはバレンタインデーも同じです。愛だ恋だというのは後付けですから、もしホワイトデーに何ももらえなくても、落ち込むことはありません、ねっ！ ＜TEXT／女子SPA!編集部＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】