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マグロ夫にもうウンザリ!妻の望みは「感謝の言葉」だけなのに…。

「もう4年前の話ですが、あるAという男に300万円のお金を持ち逃げされてしまったんです。旦那は“勉強代だと思って諦めろ”と何の対処もしてくれなかった。私はこれから出産で物入りだし諦められず、Aのケータイに鬼着信してお金の在処を問いつめたり、Aと金銭の貸借に関する公正証書を作ったりと手を尽くし、出産直後までにAから50万円を取り返すことができたんですね」  執念で50万まで取り返したMさん。しかしこの後、少々コワい目に遭遇する。 「2人目を帝王切開で出産直後、Aから10万円というまとまったお金が振込まれて返済されたのですが、夜中にAの知り合いと名乗るまったく知らないBという名の男から“Aから振込まれた金は俺のものだから返せ”“返さないとエラい目に遭うぞ”“今からそっち行くぞ”という脅しの電話がかかってきたんです」  脅迫じみた電話に怯えたMさん。まだ出産直後で入院中だったため、半泣き&プチ錯乱状態で旦那さんに電話をすると、さらに衝撃的な展開に。 「私が事の顛末を話すと、旦那はヤレヤレといった口調で“自業自得でしょ”って笑ったんです。さらに“俺が諦めろと言ったのに言う通りにしないお前が悪い”と。  もう、怒りというより悲しみ、絶望的な気持ちになりました。なぜ、帝王切開直後で脅迫電話に怯える妻を安心させる言葉が言えないのだろうと」

育児と仕事を両立する妻に 感謝の言葉もなし

 Mさんはそれでも待ったナシの2人の育児と家事に追われ、仕事を息抜きに、必死に3年間過ごしてきた。その間も自分の仕事以外は無関心な旦那に対しイライラを募らせ、夫婦の会話は減り、当然、1年以上セックスレスだという。 「旦那は“なんで家族のために仕事を頑張ってる俺に対し冷たいのだの、1年もセックスレスなんて夫婦なのにおかしい。カウンセリングでも受けてきたら?”と自分に非があることに気づかず、私を追い詰めるんです……」  つい先月、離婚の二文字が決定的となってしまった暴言を吐かれたという。 「“俺にこのまま冷たくするなら、もう離婚しかないよね。仮に離婚となったら子供は俺が引き取る。もちろん新しい嫁をもらうよ”と。この言葉で私の心は砕け散りました。もう、取り返せません……」  Mさんは旦那にイクメンになってほしかったわけではなかった。適時に「いつもありがとう」「感謝してる」その言葉と、誕生日や母の日、バレンタインデーなどに感謝の気持ちを表した些細なプレゼントさえくれたら良かった、という。  Mさんは今、現在住んでいる地域の賃貸アパートの相場を調べたり、シングルマザーとなっても十分にやっていけるための稼ぎを得るべく様々なクライアントに営業活動をしたり、仮にも母親が親権を父親にとられてしまう可能性もあるのか調べたりと、万全の状態で離婚に挑めるよう準備中だという……。 <TEXT/女子SPA!編集部 PHOTO/Andrey Popov> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
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