嵐のコンサートでも?チケット落選者向けの“復活戦”があった
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
4月23日(土)、サンドーム福井を皮切りに嵐のアリーナツアー“ARASHI Japonism Show in ARENA”が始まります。キャパ数万人のスタジアムでもチケットが取れないのに、1万数千人規模のアリーナでは、チケ難民どころかチケゾンビが出そうです。
そんなチケゾンビが「人間に戻る」希望を託すのが、“制作開放席”というヤツ。これは嵐に限らず人気公演に設けられることが多い、追加席のことを指します。
建前としては、「セットの変更でスペースが余った」的な理由により、「みなさんが望んでやまない座席を増設しちゃうよ!」ということなのです。
ただしジャニーズの場合、誰もが開放席を買い求められるわけではありません。
嵐のケースを例に挙げると、まずチケットを申し込んで落選したファンクラブ会員の一部に、「制作開放席販売のお知らせ」が来ます。あくまで落選者の一部に通達が来るもので、全員に案内が来るとは限りません。
このお知らせが来た人は、いわば「敗者復活のエントリー権」を得た選ばれし者。これが来た時点で、たいていの人は浮かれます。私もそう。
でも、エントリーしただけで内定をもらった就活生みたいな気分になり、あちこちに喧伝→結果、再び落選……というオチがつくのです。
前回は申し込みに顔写真の登録が必要だったので、精一杯目を見開いた自撮り写真を送ったあげく敗退し、かなりメンタルをやられました。
他アーティストの公演や舞台などで、「見切れ席、割引販売します!」といった措置を見るにつけ、うらやましくて涙が出そう。
制作開放席は敗者復活のためのエントリー権
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『ジャニヲタあるある+(プラス)』 ジャニヲタ歴20年超の著者が、長年のヲタ活動を経て体験してきた「コンサートあるある」「テレビあるある」などを描き出します。 |