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激しい性描写が3Dで迫る『LOVE【3D】』!世界的鬼才が語る、18禁ラブロマンス

『カノン』『アレックス』など、作品を発表するごとに世界に衝撃を与えてきたギャスパー・ノエ監督が濃密な愛のドラマを3Dで収めた『LOVE【3D】』が公開中です。 ⇒【YouTube】映画 LOVE 【3D】  ギャスパー・ノエ監督最新作 4月1日(金)公開! http://youtu.be/zzHr34_Pb7I  妻子のいる主人公が、かつての恋人との蜜月を思い出していく――。激しいラブシーンが描かれる同作、来日した監督に演出について直撃しました。
ギャスパー・ノエ監督

ギャスパー・ノエ監督

『LOVE【3D】』はアートでもポルノでもない

――監督は過去にポルノを3Dで撮りたいと発言されていました。 ノエ:『LOVE【3D】』はアート作品でもなければポルノでもない、日常を取り込んだ作品だよ。恋をして肉体関係に及んだとき、何かアーティスティックなことやポルノグラフィックなことをしようなんて思わないだろう。それと同じ。極めて自然に存在するものを切り取ったんだ。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=490921
『LOVE【3D】』より_1

『LOVE【3D】』より

――確かに自然に存在するものではありますが、とはいえセックスとはとても個人的なものです。 ノエ:今回は愛の熱、パッションを特に描いた。確かにパッションの描き方も人が育ってきた環境によって変わってくるだろう。ここでは自分が慣れ親しんできた世界を捉えた。  ただ、本作はハッピーエンドではない。物語は現在から始まり、過去を振り返っていく。その恋愛はすでに終わり、悲しい状況にあることが観客にはわかっている。  ハッピーだったころの性愛がたとえエキサイティングで情熱的で喜びに満ちていても、私たちには過去のことだとわかっている。メランコリックさを感じるドラマになっているんだ。
『LOVE【3D】』より_2

『LOVE【3D】』より

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AVは生々しくはあっても、冷たい感じがする
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