リバウンドも気になりますが、さらに気になるこんな事実が明らかになりました。
糖質オフ(制限)ダイエットの実践者315人のうち、159人(50.5%)が「ダイエットが原因で体調不良になった経験がある」と回答。実に、2人に1人がなにかしらの体調不良を感じていたということです。具体的には……
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Q.糖質オフ(制限)ダイエットでどのような体調の変化がありましたか
(体調不良になった159人の回答、複数回答)
・集中力がなくなった(32.1%)
・頭がぼーっとするなど、無気力になった(30.2%)
・イライラしやすくなった(26.4%)
・肌がぼろぼろになった(15.7%)
など
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⇒【調査結果の詳細】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=492311
こちらも、他のダイエット法と比べて不調が多いかはわかりません。ただ、”糖質を含む炭水化物(お米やパンなど)を減らしすぎると、脳が栄養不足になってボーッとする・集中力がなくなる”とは、よく指摘される話です。
もともと、糖尿病の食事療法として始まった糖質制限。健康な人がダイエットとしてやるのは、医学的にも賛否両論があるそうで、長期的に続けたときの効果や安全性もよくわかっていないので、自己流でやりすぎないほうがいいでしょう。もちろん、炭水化物や甘いもののドカ食いをやめて、減らすぐらいならいいのでしょうが…。
お米だって、軽めの1杯~半杯ぐらいなら…
ちなみに、ダイエットに成功した私の知人は、炭水化物の摂取量は減らすけど完全にゼロにはせず、運動もしっかりして、食べる順番にも気をつけていました。また、もともと炭水化物をガッツリ食べるほうではなかったので、糖質制限しても体調的に無理がなかったとのこと。
このように、自分の体調や体質をしっかり把握し、バランス良く取り組むことが、“ダイエットの極意”なのかもしれませんね。
<TEXT/青山文>
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国47都道府県の女性20~50代を対象に実施
3.有効回答数:1880名(20代~50代各年代:女性10名ずつ × 47都道府県)
4.調査実施日:2016年3月7日~8日