そのほか、第一印象として見るべきポイントは、以下の「共用部」です。
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6、エントランス
7、廊下、階段
8、エレベーター
9、郵便ポスト
10、駐車場、駐輪場
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こういったところはゴミが放置されていないか、清掃が行き届いているか、私物が置かれていたりしないかをチェックしたいところです。
住環境としての清潔感を保とうという意思、街や他者の目から見ても印象よく存在したいという意思、隣人や周辺住人に対して配慮をしたいという意思、そういう「意思」が感じられるマンションは必ず管理状況もよく、住人コミュニティの関係性も良好な可能性が高いです。
また、「駐車場」や「駐輪場」に置かれている車種や自転車の種類で、世代構成や年収層をざっくりと把握できます。「掲示板」や「郵便ポスト」などの情報から、空室率が高いか低いか、所有者本人が住んでいるのか賃貸率が高いのか、事務所使用やSOHOが多いのかもある程度わかります。
購入を検討されているマンションがすでにあるのなら、まずは実際に足を運んで、じっくりと建物全体を見てみることを何よりオススメです。世代交代がスムーズに行われ、長く価値が保たれるマンションかどうか、管理状況を見ることによってその将来性がわかります。
<TEXT/女子SPA!編集部>
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【城戸輝哉氏】
建築・リノベーションプロデューサー、不動産コンサルタント。自身がCEOを務める「スマサガ不動産」が「営業マン不在・物件広告なし」という業界の常識を覆すスタイルを確立し、大きな注目を集める。初の著書となる『
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