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撮った写真が自動でネイルに…2014年ネイルはコレが来る

 世界最大級のネイルイベント「ネイルエキスポ2013」が、去る11月10・11日に開催されました。ネイルクイーン授賞式が行われることで有名ですが、会場では新しいネイルグッズの展示会も。そこで、元ネイリストであるライターのわたくしが、これから流行る……かもしれないアイテムを探してみました!

ネイルもデジタル化!自動でネイルアートできる機械が登場

「Auto Nail」(ディアコーポレーション)は、超高精彩フルカラー画像をネイルやチップに直接プリントアウトできる機械。これまで人の手では時間がかかっていた複雑なアートが、たった1分で完成します。本体に内蔵されたアートパターンの組み合わせは3万種類以上!   そのほか、自分で撮った写真データを、本体に読み込ませてプリントすることも可能。さらに本体にはカメラが付いており、その場で自分の顔を撮影してネイルにすることだってできます。現在すでに全国約100サロンで導入されている模様。コレを使えば、どんなアートも思いのままです。

2014年はネイルシール全盛に?

 エキスポの会場で目立ったのは、ネイルシール。さまざまなブランドから、ネイルシールが発売されています。シールといえば、これまではアートのデザインに付けたすぐらいのものでしたが、最近登場しているのは爪全体に貼るもの。はみ出た部分は爪に押しつけるようにして切り取ったり、ファイルで削ったりするだけと非常に簡単。見た目はマニキュアさながらですが、シールなら乾く時間を待つ必要もありません。  実際にやってみましたが、結構手間がかかるので、慣れないうちは正直マニキュアの方が早いような……。乾くのを待つ時間を考えると、時間的にはさほど変わらないかもしれません。爪に密着させてシールを貼るので、爪にタテ筋があると若干目立つ印象……。  メリットはとにかく薄いこと。例えばこれまでジェルやマニキュアだとベースの上からさらにアートしなければならず、厚みが出てしまっていたのが、柄モノシールならたった一枚で仕上げられるので、そういう意味では時間短縮にもつながりそうです。

日本初上陸 イタリア製ネイル“美容液”

ネイル もちろん、アートばかりではなくケアの新商品も。  ジェルをオフした後、爪が割れやすくなったという経験をお持ちの人も多いのでは? それはジェルを塗る際、爪との密着をよくするために爪表面に傷を付けるので、爪が薄くなっているからです。  削ってしまった爪を強化するには、これまでネイルハードナーといった繊維入りのマニキュアくらいしか方法がありませんでしたが、画期的なアイテムを発見! 「Dr.Nai lDEEP SERAM」(興和、3990円)は、爪に強度をつけられる爪専用の“美容液”です。爪の保湿ができるオイルと、爪の表面を保護するハードナーの両方の役割を果たし、塗るたびに爪が強くなるのだそう。  ヨーロッパやアメリカでは、医療機器として販売されている効果の高い商品です。つけたときは少しだけ硫黄の匂いがしますが、ほとんど気にならず。ベースコートを塗るような感覚で使用できます。  そのほか、会場では未硬化ジェルに貼ってはがせばキラキラのアートができるアイテム「ミラーフォイル」(タカラベルモント、1360円)や、サクラクレパスとコラボした、美しい発色のジェル「シャイニージェルプロフェッショナル カラージェル」(ワールドビューティーワークス、1785円)などが発売されていました。  より美しく、より繊細に。そして何より手軽にネイルを楽しめるアイテムが、これからもどんどん増えていきそうです。 <TEXT/廣野順子(Office Ti+)>
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