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イケメンすぎるカナダのトルドー首相、日本でも大人気!その異色のキャラとは

エリザベス女王とジョークでイチゃつく

 昨年の11月、エリザベス女王との面会を果たしたトルドー氏。父ピエールが首相を務めていたときにも、女王陛下に謁見していました。もちろん、当時はまだ小さい子供。「またお会いすることになるとは」とあいさつされたエリザベス女王に対して、こう返したのです。 「前にお会いした時は、女王様の方がうんと背が高かったのに」  エリザベス女王も負けていません。まだ小さな子供だったはずのジャスティンが、いまや一国の首相となって晩餐会で乾杯の音頭を取っている。そんな光景を前に、こう笑いを取ったのです。 「そりゃ私も歳を取るわけね」

PHOTO/Arindam Banerjee 2014年

 どんなにシャレたやり取りも、普通ならここで終わりになるはず。しかし、トルドー氏がすごいのは、さらにかぶせていくこと。女王の自虐ネタを、ツイッターでこう受け返したのです。 「とんでもない!! あなたはいつまでもお若くあらせられる」

人気先行という冷ややかな見方も

 というわけで、まだ首相になって半年ほどということもあり、この人気ぶりもご祝儀的な側面があるかもしれません。実際、いかにも大衆ウケしそうなパフォーマンスに対しては、こんな冷やかな見方も。 <トルドーが、いわゆる“イイ奴”なのは間違いない。しかし、本当の彼が、一体どのような人物なのかが見えてこない。それは、信用するに足らない見せかけだけの誠実さを演出することばかりに躍起になってきたからだろう。> (英「ガーディアン」2015年10月20日配信、ミッシェル・ディーンの記事より:筆者訳)  いずれにせよ、型破りでありながら品がよく、それでいてイヤミにならないトルドー氏の言動は、今後も注目を集めそうです。 <TEXT/沢渡風太>
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