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『沈まぬ太陽』主演の上川隆也、「役を離れればただのおっちゃんです(笑)」

アフリカロケで九死に一生!?

『沈まぬ太陽』より_3

『沈まぬ太陽』より

――アフリカロケで大自然を目の前にされていかがでしたか? 上川:幼稚かもしれませんけど、シマウマが当たり前に走っていることに驚きました。日本での生活ではシマウマはオリの中にいるという認識しか持てない。でもあれが本来の姿なんだと。“パラヂムシフト”と云いますか、僕がいままで触れ合うことができなかった体験でしたし、秘かに感動してましたね。騒いだりはせずに、秘かにですけど(笑)。 ――猟銃を使うシーンもありますね。 上川:実銃を携えて、本物の象とも相対してきました。あとで現地のレンジャーの方に「お前死ぬところだったぞ」と言われまして。かなりの距離だったのだと伺いました。さらにその際、象が威嚇行動を行っていたらしいんですよ。次の瞬間に襲ってきてもおかしくない状況だったと(苦笑)。なぜ思いとどまってくれたのかわからないのですが、少なくとも象はいっときその気だった。たとえ演技であっても、僕は殺すつもりで構えていたので気がつけなかった。結果論でしかないのですが、象に理性があってよかったです。
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普段はどこにでもいるおっちゃん
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