あなたがたのセックスは、相手任せの快感のみで、セックスの快感は相手によって与えられるもの、相手に与えてやるものと考えている節があります。旦那さんの「イカせてたのに」からは上から目線と、イカせることを男としての成果にしているといったニュアンスが読み取れます。理想は、どちらもが攻めたり攻められたりで、攻められる快感と攻める快感が行き来する感じです。
さらに、一番気になったところは、「浮気したら許さないと言っているので、私を愛しているとは思う」というあなたの解釈。これ、
愛ではなくただの束縛です。あなたを所有物にしています。そしてそれをあなたも受け入れ、喜んでいる。共依存ですね。DVのにおいがプンプンします。「俺がこんなにおまえのこと愛しているのになんでわからないんだよ!」とキレる姿が目に浮かびます。
推測ですが、
旦那さんは自分勝手な臆病者です。あなたが他の男に取られるのを心配して常に不安なのに、一方的に自分の都合を押し付けている。駄々をこねている子供です。思いやりが足りません。45歳でこれだと、この先変わることはないでしょう。人としての成長の可能性はほぼゼロです。
さあ、どうです? ここまでボロカスに言われて「ごもっとも、その通り」と思ったか、それとも「そこまでひどくないわ、いいところもあるから! 私だけは知ってる!」とムカついたか。もし前者なら、セックスする相手を他に探しましょう。
クンニも手マンも一晩中やってくれる男はいくらでもいます。そうではなく、後者だとしたら、それが、その気持ちが、二人の関係を維持する源になりますから、腐れ縁だと思ってそばにいてください。
血のつながりのない赤の他人の二人をつなぎとめるものって色々あると思うのですが、「この人についていけるのは私ぐらいなもんでしょ。仕方ないからそばにいてやるか」っていう妥協と打算で連れ添うのも夫婦のひとつのあり方です。これはこれで、いいもんなんじゃないでしょうか。全部の項目で100点取る相手なんていないのですから。
なーんて、結婚アドバイザーみたいなまとめ方しちゃいましたが、セックス重視の生き方の僕の本音は断然、外に冒険に出かけよう、ですよ。
40の熟れた肉体を武器に、最高のセックスを探す旅に出かけましょう。ただし、その際は、ちゃんとアソコを洗ってから。もしかしたら、本当に汚かったという可能性も無きにしも非ずです。
それとこの先、旦那さんを介護することになったら「汚いから、あまりしたくない」と言い放つ想像をしてスッキリしておきましょう。それぐらいはしないとね。
森林原人さん
<TEXT/森林原人>
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