News
Lifestyle

「55歳婚」から半年で離婚した菊田あや子に学ぶ、晩婚が長続きしない理由

晩婚カップルは我慢する理由が少ない

「自由にしていた年数が長い分、お互いにワガママ・譲れない部分が出てきてしまいます。また高齢での結婚になると、子どもに恵まれる可能性が低くなり、子どもがいる夫婦に比べても、さまざまなことを我慢する必要性がなくなってしまうんです」(岡野さん、以下同) 「子は鎹(かすがい)」という言葉がある通り、子どもの将来を考えて離婚は選択しない、という人は多いですよね。晩婚カップルになると、それがない分、自分のことだけを考えればいい。それが離婚件数の増加につながっていると言えるのかもしれません。 「だからこそ、高齢カップルは交際期間が短くとも結婚を選択するんです。子作りのことを考えると、のんびりしている時間はありませんからね。また、年老いた親を安心させてあげたい、という気持ちも働くかもしれません」  でも、晩婚でもうまくいっているケースもあります。その場合、いったい何が違うのでしょうか?

晩婚でも関係を継続する秘訣

「お互いを尊重して、過剰に相手に依存しないことです。若いカップルのようにベタベタした関係性を築くのではなく、あくまでも大人同士として成熟した結婚生活を意識しているところは、うまくいっているように思います」  なるほど。相手をひとりの人間として認められるかどうか。普通のカップルにおいても重要だと思えるこのことが、晩婚カップルの場合はなおさらカギになるようです。もしも、高齢で結婚することになったら、まずは相手の意見・考え方を尊重してあげることがポイントかもしれませんね。 【岡野あつこさん プロフィール】 夫婦問題研究家。ライフアップ・カウンセラー。 自らの離婚経験を活かし、離婚カウンセリングという前人未到の分野を確立。これまでに26年間で3万件以上の相談を受ける。現在は後進の育成として結婚・離婚カウンセラーの養成にも尽力。また、的確で歯切れのいいコメントがウケており、テレビやラジオなどでも活躍中。 <TEXT/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ