――普通に考えると、もったいないですよね…。これまでの経験が今に活きていると思いますか。
REINA:私は
『経歴がもったいない』と言われるのがすごくイヤで。私がもし何もやってこなかったら、芸人としてもまったく売れていないと思います。つまり、キャリアを切り捨てたわけではなく、これからどう使っていくかが大事。
CIAとかFBIとか色々な職場を見て、知識の面でも人としてもすごくよかったです。経験したからこそ、自分に合っている・合ってないこともわかりました。
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――女性にとって高学歴は役に立つと思いますか?
REINA:アメリカでは、女性でも男性でも、学歴は特に役に立たないと思います。私の周りでもハーバード大学を出て、好きな仕事に就けていない人もたくさんいますから。
アメリカではどこを卒業したというのはあまり関係なくて、『そこでどういうことをしたか』の方が大事なんです。
『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』より。FBIではこんな訓練もするんですね
――日本とは学歴の位置づけが違うと。
REINA:テレビに出るのがまだ2回目くらいの頃に、東大生30人と討論する番組に出たんです。その東大生が本当に生意気で(笑)!
『ハーバードを出たのに、なんでお笑い芸人みたいな仕事をやっているのかわからない』と言うんです。
東大卒だからって、すごいことをできると思うなよ!と。
人って、東大に4年間いたという肩書きひとつで認められるわけがない。人間性も大事だし。『肩書きがある=就職できる』というのは間違ったシステムだと思っています。