“お寺コン”は出会いのコスパ高し!変な男もいなかった
こんにちは、少女マンガ攻略・解析室室長の和久井香菜子です。
先日、200人集まる婚活パーティに行ってきました。すごかったです。
男100人、女100人の計200人で、スタッフは全員お坊さん。「吉縁会」という、静岡にあるお寺が主催している婚活パーティでした。
都内の貸しホールにはズラリとパイプイスが並び、結婚したい男女でごった煮状態。自ら用意したプロフィールカードを相手に渡し、まずは5分ほどおしゃべりタイムを楽しみます。
お坊さんの鳴らす「チーン」を合図に、男性が席を移動。目の前に新しい男性がやってきて、また自己紹介です。これを20人分続けたあと、残りの80人分は、ただひたすら「チーン」「よろしくお願いしまーす」「チーン」「よろしくお願いしまーす」を延々と繰り返しました。
終わる頃には疲れ果てて、もうなにがなんだか……。記憶にあるのは最初の20人だけでした。
「吉縁会」はお寺主催とあって、非営利な感じです。登録無料、かかるのは参加したイベントの参加費3000円のみ。それで1度イベントに参加すれば100人もの男性と知り合えるのだから、コスパ最強かもしれないですね(ひとりあたり紹介料30円!)。
ただし、安いだけあって自己管理が求められる会です。
まず準備。
お話タイムに相手に渡すプロフィールカード100枚、最後に気に入った相手に渡す連絡先を書いたカード、それを入れてもらう封筒です。一度書いちゃえば楽なんでしょうが、100枚コピーって、それだけでもけっこう時間がかかりますよね。
婚活でいっぺんに100人と知り合えるチャンスはそうそうないですが、人として魅力がなければ選ばれないわけです。自分を見つめてステップアップする、考える力(と準備の時間)が必要でしょう。
そして参加の心得。
イベントの前には主催のお寺から「心得」みたいなのを書いたメールが届きます。「遅刻・欠席しないこと」「男性は清潔感のある格好をしてくること」「望む年齢の女性とおなじ部屋にならなかったといってふてくされないこと」などなど……。
なるほど、この心得を読むと、ものすごく臭い格好をしてきた人や、年下の女と知り合いたいのに年上女ばかりでやる気のなくなった男性がいたんだな、なんて想像していました。
移動の合図は「チーン」
コスパがいいだけに求められるものも多い
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