カレの年齢が幾つだかわかりませんが、頭の中は中2です。普通の、世のほとんどの男の人は、エンタテイメントの世界と現実の世界を区別できています。ミシュランの星付きの店とかでよく食事をする人が、彼女が作ってくれた手料理に対して「僕の口には合いません」と言ったらどう思いますか？ 答えは聞くまでもないですが、そんなこと言うべきではないし、そもそも比べるものではないと、ほとんどの男はわかっていますよ。男は単純でバカかもしれませんが、そんな勘違いするのは一握りです。 　だから、そんなバカげた比較論の土俵に上がらなくていいんです。パーツを気にするかどうかと悩むこと自体がナンセンスなのです。僕は、絵画から抜け出してきたエロスの化身のようなAV女優さんと仕事でセックスしますが、プライベートで付き合う相手にそこを求めたことはありません。 　外から見てる“見せるセックス”と実際に二人っきりでするセックスは違います。本来のセックスの悦びや楽しさ、気持ちよさを左右するのは見た目じゃないです。もちろん、アソコの大小や締め付け具合でもありません。セックスをしているその瞬間、その場に心がしっかりあって、気持ちが相手に向かっていて、セックスという行為そのものに没頭できているかどうかです。そうであれば、心がつながり、愛おしさが募り、幸せを感じられます。パーツがどうかなんて関係ありません。 　ここからは、宮台真司さんの受け売りですが、ちゃんと向き合ってくれる相手を見つける3つの条件を紹介しておきます。 1）過去の話を聞いて嫉妬しない 2）自分の好みを押し付けない 3）自分の親に似せようとしてこない 　これらを満たす人となら、いい恋愛が出来るそうです。要するに、今のあなたをそのまま受け入れてくれる人ならいいということです。そんな素敵な人はさすがに少ないですから、見つけた時に引け目を感じて逃さないで済むよう、自分なりに努力をし、自分を磨き、自分を好きになって、適度に自信を持っている女性になっておくのがいいと思います。 　ちなみに、あなたの程よくだらしなさそうな体、僕のドストライクです。たまりません！ ＜TEXT／森林原人＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集！】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム https://joshi-spa.jp/inquiryまで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。