ここでちょっと、男側の気持ちになってみてください。
そもそも、どうしても彼女にしたいと思うほど恋い焦がれる女のコ相手だったら、「はっきりさせたい!」と思いそうなものですよね?
仮に曖昧なスタートだったとしても、相手のコに夢中になっていくうちに
「今さらだけど君のこと好きなんだ。……君は?」なんて尋ねたり、
「俺たちって付き合ってるよね?」なんて尋ねたりして、女のコ側の言質を取りたくなるものなんです。
もちろん、決して女のコをセフレ扱いしているわけではなく、本当に“告白なしで交際スタートするカップル”として成立しているケースもあります。
そういうカップルの彼氏側の気持ちとしては、
「『好き』って言わなくても通じ合っている自然体の関係性がいい」だとか、「シャイだから言葉にするのは恥ずかしい。言わなくてもわかるはず」だとか、「告白して付き合うと契約関係みたいで堅苦しい」だとか、おおむねこんなところでしょうか。
ですが、これらの発言って、
セフレ関係でいたい男側の大義名分にもなりそうな言葉ばかりなんですよ。
もしご自身と相手の男性との関係が告白なしでスタートしたものだというなら、一度、きちんと確認してみることをオススメします。
「私たち、付き合ってるよね?」と。
<TEXT/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『smartFLASH』、『文春オンライン』、『集英社オンライン』などにコラムを寄稿。LINE公式サービスにて、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter(
@SakaiyaDaichi)。