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ルー大柴か!?小池都知事のカタカナ語連発、意味わかる?

③とりあえず流行りものには乗っておく

 こちらも所信表明から。「サステイナブルな東京」に関連したスピーチで触れたのが、IoTAIフィンテックなどのワード。ニュースでも耳にしますが、解説を読んでもイマイチよく分からないという人もいるのでは? そこで以下のように噛み砕いてみました。 ・IoT…Internet of Thingsの略。家電製品などをインターネットに接続すると生まれる余計な機能。人間に語り掛けてきたりするらしい。最初は物珍しいが、だんだん飽きてくる。そのうちうっとうしくなり、ぶっ飛ばしたくなってくる。 ・AI…人工知能。映画『ロッキー4』で、ロッキーが義兄のポーリーにプレゼントしたロボットみたいなもの。 ・フィンテック…Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。スマホ決済や指紋認証だけの支払いなどを可能にするだけでなぜか大儲けできるらしい。最先端の錬金術。 ⇒【Twitter】はコチラ https://twitter.com/ecoyuri/status/784377567432220672 ※海外メディアの取材にちゃんと答えられるのはさすが国際派。

④文字数を水増しするためのカタカナ語

 何も言うことがないのだけど、とりあえず何か言っている感じを演出しなければならない。そんなときこそ、カタカナ、アルファベットの出番。 <まさしく環境大臣時代に常に訴えておりました3Rの思想につながるものであるということで、3Rとは、ReduceReuseRecycleというこの三つの頭文字で3Rと申します。>(8月28日 定例会見で)  そう、政治家は言葉に詰まってはいけないのです。話の中身よりも、言葉がスラスラ出てくる状態に有権者は感嘆するのですから。  というわけで、今後も目が離せない小池都政。“都議会とのドン”との関係も気になるところですが、オシャレなスピーチにますます注目が集まることでしょう。 <TEXT/沢渡風太>
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