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海外の“日本式コンビニ”が超便利!その知られざる魅力

 こんにちは、少女マンガ攻略・解析室室長兼ライターの和久井香菜子です。  みなさん、海外に行ったとき、お土産はどうしていますか? また不意に薬やコスメが必要になったら、どこで買います? 軽く夕食を済ませたいときは?  海外でも特に便利なのが、セブン-イレブンやファミリーマート、ミニストップやローソンといった日本式コンビニです。
バンコクのここそこにあるセブンイレブン

バンコクのここそこにあるセブンイレブン

 旅行好きの人は、ついつい海外旅行に行くと日本っぽいニオイのする場所へは近づかないようにしちゃいますよね。だいたい、日本語で話しかけてくる人は物売りだったりするし。  でも、この日本式コンビニは別物です。

現地商品の売れ筋がわかる!

 日本っぽい商品は意外に多くありません。そして現地の香りがプンプンする商品と値段! でありながら、商品のクオリティは日本並みです。こんなに美味しいことはありませんよね。  海外での日本式コンビニの様子を、コンビニジャーナリストの吉岡秀子さんに聞きました。 「小売りとはドメスティックなものです。セブン-イレブンをはじめ多くのコンビニが経営は現地のパートナー企業に任せています。特にセブン-イレブンは海外でも日本式のマーチャンダイジング(商品政策)を取りいれているので、地元のニーズに合ったPB商品(プライベート・ブランド商品)が豊富です。  また、日本式のコンビニは共通して『店内清掃の徹底』を基本にしていますから、とってもクリーン。食材のトレーサビリティー(栽培や飼育から加工・製造・流通などの過程を明確にすること)にも厳しいので、海外に行くと必ず食あたりに遭うという人は、クリーンで安心・安全な食を提供する日本式のコンビニを使うと心配ないでしょう」  海外で特に心配なのは商品の品質。それが保証されているのは嬉しいですね。 「それに、コンビニは何といっても売り場が狭いですから、『売れ筋』しか置きません。ということは、コンビニを回るだけで、その国のヒット商品がなんとなくわかるんです。『おみやげに何かお菓子を買いたいけれど、何流行っているのかな?』というときは、日本式コンビニをのぞいてみれば間違いありませんよ」と吉岡さん。  日本式コンビニで販売される現地のお菓子はばらまき用のお土産としても重宝します
スナック

スッパ辛いスナック、西瓜のタネ、辛いレモンなどが6~20バーツ(18円~60円くらい)

 台湾では、一筆箋みたいな履歴書を20円くらいで購入したことも。ネタ土産にいかが?
台湾の履歴書

台湾の履歴書

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海外で日本式コンビニが増えている理由
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