『軍師官兵衛』で歴女が気になる“ささいな違和感”

 岡田准一が熱演する2014年大河ドラマ『軍師官兵衛』。黒田官兵衛といえば、福岡藩初代藩主・黒田長政の父親です。福岡出身の歴女(大学院で歴史を専攻)である筆者は、一人大盛り上がり。

 ただ、ちょっと気になってしまうことがあります。それは史実と役者さんとの「年齢差」です。もちろん、ドラマ・映画の年齢設定が事実と違うのはよくあること。でも、その“どうでもいいこと”が気になるのが、歴女のサガなのか……。

秀吉は信長より3歳下。でも俳優は11歳上



NHK『軍師官兵衛』公式HP

 まず、実際には7歳ほど年下の官兵衛の正室・光を演じる中谷美紀(38)が、岡田准一より5つ上。まぁ、中谷美紀はヒロイン役がぴったりハマる女優さんだから別にいいのですが……。

 光の姉役である酒井若菜(33)も、妹役の中谷美紀よりだいぶ若いですよね。

・岡田准一(33)=黒田官兵衛
・中谷美紀(38)=光・官兵衛の正室(史実は官兵衛より7歳下)

 また、秀吉役の竹中直人(54)と信長役の江口洋介(46)も、信長の方が3つほど年上だったはずだけれど、「心配御無用!」が流行語になった1996年の大河ドラマ『秀吉』以来、秀吉は竹中直人のハマリ役だから、これも仕方ないでしょう。

・江口洋介(46)=織田信長
・竹中直人(57)=豊臣秀吉(史実は信長より3歳下)

 それから、官兵衛の初恋の人・おたつを演じた南沢奈央は、まだ23歳の若手女優。しかし、おたつは、劇中では官兵衛より年上という役どころです。岡田くんより10歳年下の彼女が、“初恋のお姉さん”を演じるのはちょっと無理があるかも(南沢奈央も、某番組で“年齢差が気になる”というような発言をしていたのですが……)。

 ちなみに、「おたつ」は実在の人物ではないようです。史実では、官兵衛の妹が、その祝言を敵対する赤松家に襲撃されて、応戦するも殺されたのです。ドラマではこのエピソードを、「おたつ」に置き換えて使ったと思われます。

渡辺謙と真田広之が親子?



 過去の大河ドラマを見ても、史実における年齢差をスルーした配役は、たくさんあります。

 例えば1987年の『独眼竜政宗』では、主人公・政宗役の渡辺謙(現在54)と真田広之(現在53)が義理の親子を演じていました。さすがに親子で実年齢が1歳違いって……。

 とはいえ、威厳のある父親を演じた渡辺謙と、生意気で青くさい息子を演じた真田広之の演技に違和感がなかったのはさすがです。

・真田広之(53)=松平忠輝
・渡辺謙(54)=伊達政宗(史実は忠輝より25歳上)


ここまで振り切ればOK? ビートたけしとキムタク



 2011年にオンエアされた大河ドラマ仕立てのトヨタのCMで、現代に生まれ変わった秀吉と信長の役をそれぞれ、ビートたけしと木村拓哉が演じています。信長が秀吉の主君だったはずですが、CMではなぜか秀吉はタメ口で、信長は秀吉に対して敬語。

「前世で秀吉のほうが出世したのでエラそう」という演出だそうで、ここまで振り切ってしまえば、もはや気にならないかも?

・木村拓哉(41)=織田信長
・ビートたけし(67)=豊臣秀吉(史実は信長より3歳下)

 ついつい史実と引き比べてしまいつつも、岡田くんには官兵衛の一生を魅力あるものとして演じきって欲しいと切に願う歴女なのでした。

<TEXT/佐藤来未(Office Ti+)>

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