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噂の「ドラ活」に潜入。海外ドラマ鑑賞で出会いはあるか

 近年、朝活に夜活、涙活、婚活など「●活」が盛んです。そんななか、先日「ドラ活」という新種の活動を発見。「ドラ活=海外ドラマをみんなで鑑賞する会」なのだとか。一体どのような会なのか、恋活・婚活につながるようなイベントなのか探るべく、2月27日にWOWOW主催で行われた「第1回ドラ活~海外ドラマ上映交流会~」(http://www.wowow.co.jp/drama/kaigai/dorakatsu/)に参加してみました。

会場まで白リムジンがお出迎え

 会場は銀座の一等地にあるダイニング・バー「MY HUMBLE HOUSE TOKYO」。300組600名の応募者から抽選で選ばれた25組50名には、銀座四丁目交差点から白の大型リムジンで会場まで送迎し、さらにはウェルカムドリンクがサービスされるという特典もあるなど、ラグジュアリーなおもてなしでスタートしました。 ドラ活 会場には、パーティ仕様にドレスアップした参加者がいっぱい。そのうちおよそ8割が女性で、友人同士で来場した人が目立ちます。フリードリンク・フリーフードのため、それぞれ好きなものを取った後は、2~3組のペアがランダムに円卓に着席するスタイルです。  参加者の様子を観察していると、やはり友達同士で訪れているせいか、一緒に来た相手と話している人が多めでした。しかし、同じテーブルに女性と男性が程よいバランスで座っていると、自然とペア同士で会話を始める場合も。やっぱり席の采配がモノを言う!?  その後のオープニングでは、シャンパンタワーが披露されました。希望者はタワーにシャンパンを注げることもあって、グラスが高く積まれたステージには人が殺到。友人同士で写真を撮り、ソーシャルメディアに投稿する人の姿が目立ちました。 ドラ活

映画より断然短い!45分でサクッと鑑賞できる

 乾杯後は、いよいよ作品の上映に。この日は、WOWOWプライムで4月7日から放送される新ドラマ『ニュースルーム2』第1話が上映されました。 「本作はニュース番組の制作現場で働く人々を描くことから、どちらかというと社会的で硬派な印象ですが、登場人物の恋愛模様からも目が離せません」とは、ゲスト登壇した海外ドラマライターの今祥枝さん。 ドラ活 報道番組制作の舞台裏が覗けるだけでなく、社内恋愛事情、人間関係……働くアラサー女子には「わかる」「あるある」と共感するポイントが満載でした。慌ただしい現場を完璧に仕切るカッコいい女子が登場したり、ウィットに富んだ台詞が多かったりと見ごたえ抜群で、大半の参加者が作品に集中していた印象です。  個人的には、気が利いた台詞や言い回しが多用され、第1話にしては情報量が多いため、日本のドラマよりも頭を使って見ないとついていけないような気もしました。だからこそ、みんなで鑑賞した後で感想を言い合うのに適しているのでしょう。また、およそ45分と長すぎず短すぎない上映時間も「映画って長い……」と感じるような人にはちょうどいい。  番組終了後は作家・心理カウンセラーの晴香葉子さんも登場し、「海外ドラマは社会心理学的にも参考になるもので、アメリカで起こったことは数年後に日本でも起こることが多いのです。日本でもヒットした『SEX and the CITY』もその例のひとつです」とコメント。  その後はおよそ30分の歓談タイムとなり、合間にキルフェボンのケーキが数種類振る舞われるなど、ゴージャスな時間となりました。ひとりで会場を訪れた筆者は、周囲に座っていた人々と名刺交換したり、積極的に話をしたりしていたのですが、参加者の多くは友人だけと歓談していた印象です。  せっかくいろんな人が集まっていて、しかも海外ドラマという共通の話題もあるのに、友人だけと楽しんで帰るのはちょっともったいない!?  主催関係者に話を聞くと「今後ドラ活の開催を続けるにあたり、1人ずつでの参加も視野に入れている」とのこと。次回は、今回と同様2人1組での参加で、3月27日(木)に開催されます。海外ドラマに興味があって、かつ新たな出会いも期待する人の救世主となるか? <TEXT/池田園子>
池田園子
86世代のライター。楽天→ITベンチャー→フリーに。恋愛、Web、アプリ、ガジェット、美容ネタなどを書く
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