夏帆、新作映画『パズル』で全身血まみれ!「かなりドSな現場でした」

夏帆 夏帆さんといえば、数々の新人賞を獲得した『天然コケッコー』や、11代目のリハウスガールでの清楚な少女のイメージが強い女優さん。そんな彼女もデビューから10年を過ぎ、22歳に。

 最近では、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」のヤンキー気質の少女や、ホラーに初挑戦した「悪霊病棟」など、新たな役柄に果敢に挑み、女性からの支持も増やしています。そんな夏帆さんに主演を務めた映画『パズル』のこと、そして女優業への意識の変化などを伺いました。

 とある高校で飛び降り事件が発生。自殺を図った女子生徒・中村梓(夏帆)は一命を取り留めますが、飛び降りた理由は不明。それから1か月後、奇妙なマスクを着けた集団が高校を占拠します。梓は、入院先に訪れた同級生の湯浅茂央(野村)から占拠事件のカギを握るパズルを渡され、やがて想像を絶する光景を目にすることになります。

監督の名を聞いて出演を即決も、改めて読んだ脚本は……



夏帆,パズル『パズル』は、「リアル鬼ごっこ」「スイッチを押すとき」などで知られる作家・山田悠介さんの同名小説をヒントにした学園ホラー。

 血しぶきを浴びた夏帆さんの衝撃的な場面写真が、公開前から話題を集めていますが、本編で飛び交う血の量は、こ~んな程度ではありません!

「スプラッタ系は苦手」と告白する夏帆さん。それでも出演を決めたのは、監督の名前を聞いたからでした。

「内藤(瑛亮)監督の映画だというのを聞いて、“あ、やります”って即決した感じなんです。ドラマ『悪霊病棟』を演出された監督さんのひとりが内藤監督で。そこでご一緒して、すごく監督の演出が好きだったんです。それで、いつか映画でも呼んでもらえたらなと思っていたら、すぐに声をかけていただいて」

 でも内藤監督は、その名も『先生を流産させる会』という映画で物議を醸した人物。本作も山田さんの原作以上ともいえるショッキングな内容になっています。

「なんとなく(大変な作品だという)予想はしていたので、ビックリはしなかったんですけど。家に帰って改めて脚本を読んでみたら、凄かったですね(笑)。でもおもしろそうだなとも感じたんです」

 登場シーンの割にセリフが少なく、バックボーンもあまり分からない梓。役作りに苦労したのではないかと思ったのですが、内藤監督から梓の性格や家庭環境、これまでの恋愛経験といったことが書かれた資料をもらい参考に出来たそう。

女優としての意識に変化が芽生えたここ2・3年



夏帆,パズル 前述の通り、「スプラッタ系は苦手」だという夏帆さん。「でも現場に入ってみると、意外と楽しかった」と笑う。

「毎日毎日、ありえないことばかりが起こっていて。戸惑うかなと思っていたんですけど、巻き込まれていった感じです。

 特に覚えているのは、ラストの体育館のシーンとか、あとは、飛び降りて花壇に倒れているところ。かなり血まみれになってるんですけど、監督がすごく嬉しそうに血のりを着けてらっしゃって(苦笑)

 その飛び降りシーン。屋上の縁に、実際に夏帆さんが立って撮影したという。「かなりドSな現場でしたね。屋上のシーンでは、ベルトは着けていますけど、それでも、“え、本当にやるの?”みたいな感じで(笑)。ラストの体育館のシーンも何十回もやって。体力的に厳しかったのは事実ですね」

 まさに体当たりの熱演。それにしても、やはり、このところの果敢な作品選びが気になります。すると夏帆さんの口から意外な言葉が。

「もともと、女優になりたいとか、そういう意識はなかったんです。続けて行こうとも思っていなかったですし、ちゃんと向き合っていなかった。経歴は長いんですが、ちゃんと考えるようになったのは、高校を卒業して、ここ2・3年のことなんです。今までは、なんだろう。女優というお仕事をやらせていただいていたけれど、本当はそこまで達していなかったというか、女優未満じゃないですけど」

夏帆,パズル そして現在の心境を素直に語ってくれました。

「私、大学には進学しなくて。この仕事1本になったところで初めて危機感を持ったというか、いただいた役をとにかく頑張ってやっている状況なんです。この仕事をしていく上でも、人としても、自分に足りないことがたくさんあることに気づいたというか。

 どうしようどうしよう、どうしたらもっと上に行けるんだろうと、もがいているところ。最近、いろんな役に挑戦しているとおっしゃっていただくことが増えましたが、私からすると、結果としてそうなっている感じなんです」

 仕事に向き合う姿勢の変化や、一所懸命さが、いつの間にかこちらに伝わっているからこそ、今の夏帆さんは女性のファンを増やしているのでしょう。そして『パズル』では闇を抱えた少女を演じきりました。

「いつかはこういう役をやってみたいと思っていたので、出られて嬉しかったです。ただ、当初はそれほど深く考えていなかったんですが、出来上がった作品を改めて観てみて、なんだかすごい役に挑戦したなと感じました(苦笑)。好き嫌いのある映画だとは思いますけれど、青春ものとしても観ていただけると思います」

と、語る夏帆さんの、女優としてのさらに新しい顔を知ることができる作品です。

<PHOTO&TEXT/望月ふみ>

ヘアメイク:灯 / Rooster
スタイリスト:高山エリ
ニット(アトリエ ドゥ サボン)

『パズル』はヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて3月8日(土)よりロードショー
配給:KADOKAWA R15+
(C) 2014「パズル」製作委員会
オフィシャルサイト http://www.puzzle-movie.jp/

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