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マイケル.Jの父親が死去。スパルタ教育が問題になったことも

 故マイケル・ジャクソンの父で、ジャクソン一家の長であるジョー・ジャクソンが6月27日に亡くなった。くしくも6月25日は息子マイケルの命日。ジョーは、息子の命日の2日後にその生涯に幕を閉じたことになる。  史上最大の兄弟グループ「ジャクソン5」の生みの親で、彼らのキャリアを切り盛りしたことで知られていたジョー。2日(月)には、息子マイケルも眠るカリフォルニアのフォレスト・ローン・メモリアル・パーク内にある墓地に葬られることとなった。
ジョー・ジャクソン

先月末に亡くなったジョー・ジャクソン

 埋葬式には妻キャサリン、娘ジャネット・ジャクソンも含めたジョーの8人の子供、そして孫たちが出席した。TMZによると一般参加の式が、ここ数日の間に開催される運びだという。  ジョーは先月27日ラスベガスにて、長きに渡るすい臓がんとの闘病生活の末、89年の生涯を閉じていた。生前、医師らはジョーに最期の数日を病院ではなく彼の自宅で過ごしてもらいたいと考えていたものの、状態が余りにも芳しくなかったことからそれも叶わなかったという。  死後、ジョーの家族からそれぞれお悔やみの言葉が発表された。マイケルの娘パリス・ジャクソンはインスタグラムにてこう綴った。 「私に会いに来るって約束したのに。ちゃんと守ってね。私もあなたの人生を語り続けることを約束する。絶対に風化させないように。私の孫もジョセフ・ジャクソンが誰だかわかるようにね
おじいちゃん、言葉に出来ないほど愛してる。感謝の気持ちでいっぱいよ。それはこれからも変わらない。本当に色々ありがとう。夢の中で会おうね」  また、マイケルの息子プリンス・ジャクソンもジョーとの写真を投稿して、感謝のメッセージを送った。

Prince Jacksonさん(@princejackson)がシェアした投稿

 11人の子どもに恵まれたジョーは、早くから子供たちの歌の才能を見出し、マイケルを含め兄弟5人のグループ「ジャクソン5」を結成。マネージャーとして手腕を発揮した。  デビュー早々、ヒットを連発したジャクソン5だが、なかでも「ABC」「アイル・ビー・ゼア」といった曲は日本でもよく耳にすることが多い。また、代表曲である「帰ってほしいの」(英題 I WANT YOU BACK)は、今年3月よりサッポロ「麦とホップ」のCMソングとして使用されており、ジャクソン5の曲が、時を経ても人々に親しまれていることがわかる。  一方で、子供たちへの教育はとても厳しく、その“虐待じみた”教育方法をめぐり批判を受けたこともあった。実際、マイケルは生前、幼いころ父にぶたれ、精神的に苦痛だったことを涙ながらに告白した。また、亡くなった後に公開された遺言に父の名はなく、一銭も遺さなかったことから、父子の間にわだかまりがあったことがうかがえる。  子供たちとの確執も度々取りざたされたジョーだったが、最後には、妻や子供、孫に見送られ、スーパースターに育て上げた息子のそばで眠ることになった。   <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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