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EXIT兼近はなぜ共感される?“第7世代”の軽やかに主張するスタンス

 5月17日に放映された『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、お笑いコンビEXIT・兼近大樹さんの発言が話題となりました。
 兼近さんは、SNS上で大きな盛り上がりを見せた「#検察庁法改正案に抗議します」の話題に「勉強しないと参加しちゃいけないというのが政治というんじゃなくて、発言や批判は自由」と持論を主張。  さらに「若者が政治にモノを言うと叩かれると思って衰退していくのが一番ダリっすね」と言い、さらに21日の『AbemaPrime』(ABEMA)でも「責任をとる上で発言するのは問題ない」「知識が無くても自分が思ったことは発言していい」とコメント。  チャラさはありながらも、その言葉の説得力に多くの視聴者が感心の声を寄せました。

意外と人生経験豊富? EXITの生き様

 EXITは、お互い別々のコンビを経て、2017年に結成。兼近さんは過去に逮捕歴があり、相方のりんたろー。さんも前コンビの際に、相方の道路交通法違反がらみの不祥事を隠匿し、事務所から謹慎処分を受けていた過去があるなど、互いにワケアリのコンビです。  しかし、ベビーシッターや介護施設でのアルバイトをしているなど、見た目や過去とは違い「実はまともでいいひと」「苦労人」というギャップも人気の秘密。彼らのSNSでは、芸風を守りつつも社会や身の回りの出来事に真面目に意見する時もあり、その動向は笑いファンのみならず多くの人からの注目の的でもあります。
 なかでも、昨年起こった彼らの所属事務所・吉本興業の闇営業問題にかかわる騒動の際は、口をつむぐ先輩芸人も多いなか、りんたろー。さんは真正面から問題に向き合い、『《∞ホールに所属する》【東京若手芸人の皆さんへ】』と題し、仲間たちへ向けてアンケートを実施しました。  そこには劇場の良い所、劇場の不満と改善案、吉本全体の不安と改善案、芸人としての悩み、バイトについて、システム……などの項目が並んでいました。その積極的に気持ちや意見を発信しようとする彼の姿勢に、多くの賞賛があつまったのです。

自由な価値観の若い芸人たち

 EXITをはじめとする今飛ぶ鳥を取す勢いの「第七世代」と括られる若手お笑い芸人たち。彼らはそのフレッシュさや面白さのほかにも、価値観の新しさや自由な意思の表現が注目を浴びています。  前述のEXITのふたり以外にも、彼らと同じ世代の芸人さんは一昔前と比べるとびっくりするような言動や主張を惜しげなく示しています。
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第七世代が出てきた奇跡のタイミング
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