彼が他の女性としてるのを見たい…この気持ちの正体は何?|性活相談
【AV男優・森林原人の性活相談 第179回】
相談者:匿名・年齢不明・未婚
いつも楽しく拝見させていただいてます。
現在付き合っている彼とは体の相性も今までで一番よく本当に大好きです。先日彼に風俗に行ってきてもらいました。そこで女の子にどんなことをしてもらったか詳しく聞いてから彼としたら、驚くほど興奮し今までにないほどよかったです。
気が狂いそうなほど嫉妬しているのに、反面とても興奮してしまう自分がいました。と、同時に彼をとても愛していると実感しました。
彼が本気で他の女性を好きになってしまうのは絶対に嫌ですが、今では彼が他の女性とセックスしているところを目の前で見たいと思う自分がいます。
友人にこの話をしたところ、そんなのは本当の愛ではないと言われました。本当に愛しているのなら、自分以外の女性と彼が性的な行為をすることを許せるはずがないと言われました。
もう自分でも分からないのです。彼へのこの気持ちは何なのでしょうか。
自傷かなぁというのが率直な感想です。精神面に負荷をかけることで、自分の気持ちや彼の存在を確認しようとしているんだと思います。そういう意味で自傷行為の一種だと思いました。
自傷行為とは、自分の体を自ら傷つけることですが、これは痛いことが好きだからしているわけではありません。痛みを感じることで、自分の体を自分に取り戻したり、自分の存在を確認しようとしています。傷つけないと、自分の体が自分のものでないような喪失感や無力感に苛まれるので、それを回避するためには自傷するしかないと思うからこそするのです。
要するに、自傷は生きるためにする行為です。傷つけることと生きたいと思うことは矛盾するようですが、死のうと思ってしているわけではないのです。
ここで一点注意しなければならないのは、自傷行為をしている人は本当は死にたいわけじゃないから死なないんだと決めつけて、放ったらかしても大丈夫だと思ってしまうことです。自傷行為をしない人に比べてする人は、生きたいという気持ちが内面では強いわけですが、それは、死を求めているという意味でもあります。なぜなら、生きていることが一番強く感じられるのは、死を間近に感じた時だからです。
<まだ死んでいない、つまり生きている>という論理で、死を意識することで生を強く感じるわけです。死の直前ギリギリまで攻めれば攻めるほど生が際立ってくるので、力加減をちょっとでも誤れば本当に死んでしまうところにいます。
彼に風俗に行ってきてもらいました
森林の回答

でも本当に死にたいわけではない

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