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しみけん「セックスレス解消は、年収1億円を稼ぐより難しい」

 夫婦間では月に1回以上SEXしなければ“セックスレス”と、日本性科学会が定義している。レスへの不満や焦りを感じる人がいるのは当然だが、夫婦や家族のありかたが多様化する今、その定義を真に受けてやみくもにレスの解消を目指しても、いい夫婦関係は築けないのではないか。
セックスレス

※写真はイメージです

セックスレス解消は年収1億円稼ぐより難しい

「僕自身も奥さんと結婚する前からレスなんですよ。なので計画的に子づくりをし、昨年の9月に第1子を授かりました。とはいえ、夫婦間のSEXが戻ったかというと、そうではないです。レスを解消し、定期的にSEXするというのは、年収1億円を稼ぐことよりも難しいと体感しています」  職業柄、これまで数多くの性の悩みを相談されてきたというAV男優のしみけん氏が語る。 「セックスレスについては約500組の相談を受けましたが、解消できたのはそのうち6組です。これを多いととるか少ないととるかで未来が変わってくるのですが、まずはする・しないということよりも、夫婦間でSEXについてのコンセンサス(意見の一致)が取れているかどうかが大事なんです」  取材中、自前の“SEXメモ”に下のような表を書きながら、レス夫婦のパターンを分析してくれた。 夫婦の感情別セックスレス対処法 ①したい夫×したい妻⇒セックスフルネス ②したくない夫×したい妻⇒男の気合と覚悟で克服 ③したい夫×したくない妻⇒性欲解消は外で ④したくない夫×したくない妻⇒マインドセックス 「①のケースは互いにSEXをしたがっているので、問題ありません。好きなだけしてください。④も成立しています。性的欲求の解消法は互いに別の道を探しましょう。問題が出てくるのは、気持ちがすれ違う②と③です。②の場合、必要なのは男の気合と覚悟。もしも課題が子づくりならば、勃起薬とローションを利用して、物理的に挿入しましょう。少なくともSEXするという目標は完遂できます。③は、風俗通いか浮気を墓場まで持っていくとか、家庭にSEXを持ち込まないようにする。話し合いで合意が取れるのであれば、性欲解消を外で済ませるのは選択肢としてアリだと思います」  どうしても妻とSEXがしたいという男性の場合は? 「髪形や髪色をガラッと変え、人前に積極的に出ること。ボディビル系の大会などがオススメです。そこで輝いている自分の姿を奥さんに見せる努力をして、やっとひとすじの光が見えてくるのかなと思います。もしくはセックスレスは解消できないものと考えSEXをしない幸せを模索するほうが合理的かもしれません」

セックスレスは決して悪いことではない

 しみけん氏は「レスは決して悪いことではない」と強調する。 「表の①が正しくていいものと考えられがちですが、本来は④も有用性が高いはずなんです。ただ、挿入至上主義にとらわれているから、セックスレス=悪という固定観念から脱却できない。以前、80代の男性が『自分はもう添い寝がSEX』と言っていたのですが、添い寝やハグ、キス、言葉で気持ちを伝え合う……そういう心の触れ合いで満たされているなら、物理的なSEXはレスでも問題ないと思います。男性器を意味する『マラ』という言葉は、サンスクリット語で『諸悪の根源』(修行をさまたげる悪神)という意味があるらしいんですが、それだけ人類は太古の昔から男性器に翻弄されてきたということ。そろそろ、その価値観から解放されてもいい頃でしょう」  挿入至上主義から脱却して初めて、レスと向き合えるのだ。
しみけん氏

しみけん氏

【AV男優・しみけん氏】 ’79年、千葉県生まれ。男優歴23年、出演作品は1万本超。雑誌連載やテレビ出演などマルチに活躍。著書に『光り輝くクズでありたい』、『うんこ座りでオトコの悩みの大半は解決する!』(扶桑社)など。妻はブロガーで作家のはあちゅう ―セックスレスを解消するには?― <取材・文/週刊SPA!編集部>
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