Entertainment

「新垣結衣がついにママ役」の夏ドラマ。実は6年前にも母役をやってた

サヤはもともと強い女性だと思っていた

『トワイライト~』公開当時、筆者は新垣に取材する機会があった。
新ドラマの母親ガッキーに期待!

写真はイメージです

 その際、「サヤはもともと強い女性だと思っていました。もちろん成長もしているけれど、もともとあったサヤの強さを、ささらの人たちが後押ししてくれたのかなと」と語っていたのが印象に残る。サヤがユウタロウだけでなく、ささらの町の人々や、観客を引き付けたのは、新垣のこうした思いが滲んでいたからかもしれない。

新ドラマの母親ガッキーに期待!

『狼少女』『60歳のラブレター』『半分の月がのぼる空』『白夜行』『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』『先生と迷い猫』などなど、人の思いを掬いとることに長けた深川栄洋監督が、“神の目線”を表現したという、特殊な撮影技法により、本作を箱庭で起こった夢物語のように映していく。人と人との繋がり、その温かさが胸を打つこの『トワイライト~』は、みなが大変な状況下にある今さらに、必要な物語になっているように思う。  福田演出でどんな斜め上を行く新垣の母親像が見られるかは全く予測がつかないが、その前に、ひとり赤子を抱く不安いっぱいの瞳に始まり、毅然として立つ母としての姿まで、初々しくも凛々しい6年前の“母親”ガッキーを見ながら、いま現在の新垣結衣を待つのも一興だ。 <文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ