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ネット検索で“バカサイト”を避ける賢いテク。「-」や「“”」を使いこなそう

2020年7月1日、「NAVERまとめ」がサービス終了することが発表されました。終了の日にちは9月30日とされており、それ以降は新しく「まとめ」を作ったり、読んだりすることができなくなります。
NAVERまとめ

NAVERまとめ サービス終了のお知らせ(2020年07月01日)
※画像はNAVERまとめ公式サイトより

 この「NAVERまとめ」は、あまり評判の良いサイトではありませんでした。SNSを覗くと、「検索で邪魔だった」「終了して嬉しい」といった声が多数聴こえてくるほどです。古くからインターネットに親しんでいた層ほど、「NAVERまとめ」に嫌悪感を示す傾向にあるでしょう。(後述しますが、こう書きつつ筆者自身は「NAVERまとめ」をわりと活用していました)  しかし、検索にあらわれる無内容なサイトは、「NAVERまとめ」以外にもたくさんあるのです。今回は、ジャマなサイトを検索ではじく方法を紹介しましょう。

これが検索を邪魔する「バカサイト」だ!

 ネット検索から調べものをしているうち、何の情報もないにもかかわらず、文章が延々と続くようなブログにたどり着いてしまった経験がないでしょうか。  お金儲け目的で作られるこういったブログは、引用の要件を満たしているかぎり「違法」ではないのですが、あまりにも無内容で広告も多く、「クソうぜえ」と思うのも無理のないところです。
バカサイト

バカサイト/画像はイメージです(以下同じ)

 論理学の用語に「三段論法」というものがありますが、こういったブログでは、本来とは違う特殊な三段論法を使っています。すなわち、 「調べてみました!」 「でも、わかりませんでした!」 「いかがだったでしょうか!」  この三段です。  コンビニや本屋に並ぶ雑誌では、基本的に、こういう記事は編集部で没にされてしまいます(まれに掲載されているものもありますが)。  しかし検索エンジンのアルゴリズムでは、本文の論理性や面白さではなく、単純な文章やキーワードの量、画像の点数、リンクされている数、滞在時間などさまざまな観点から、記事の価値を評価しています(これに最適化した作文法を「SEOライティング」といいます)。したがって、「調べたけれどわからなかった」というだけのページは、1つの事象について人の興味を惹くような構成や作りになっていることが多く、検索結果上位に挙がリやすくなっているのです。 バカサイト ここから先は、先述した“特殊な三段論法”を用いる類のブログを、便宜上「バカサイト」と呼称して話を進めることとしましょう。

覚えておくと便利な「検索演算子」。検索効率が格段にアップ

 Googleには「検索演算子(えんざんし)」と呼ばれる文字列や記号があります。これを使うことで、特定のキーワードを含まない検索や、特定のサイト内だけを対象とした検索を行うことができます。
Google検索演算子

覚えておくと便利なGoogle検索演算子

===================================== 覚えておくと便利なGoogle検索演算子 半角スペース …… 検索語句を区切るときに使います。 “”(半角のダブルクォーテーション) …… これで囲んだ内容は分離されず、ひとつの要素として検索されます。 -(半角のハイフン) …… これの次に入力した単語を含まない検索結果を表示します。 site:(すべて半角で) …… 指定したサイトからのみ、検索を実行します。 =====================================  特定のサイト内からだけ検索したい場合は、【site:】演算子を使います。  たとえば、Appleの公式サイトからMacのページを探す場合には、【Mac site:apple.com】と入力して検索すると、他のサイトをすべて除外して検索することができます。  特定のキーワードを含まないページのみ検索する【-】演算子も便利です。たとえば、『ドラクエウォーク』以外の『ドラクエ』シリーズの情報を調べたい場合には、【ドラクエ -ウォーク】と入力すればいいのです。  さて、【site:】演算子と【-】演算子をを組み合わせることで、特定の邪魔なサイトだけを検索対象から外すこともできます。試しに、何かキーワードと一緒に【-site:naver.jp】と入力して検索してみましょう。すると、「NAVERまとめ」のページは検索結果に表示されなくなります。 PCとスマホを使う女性「NAVERまとめ」のように、邪魔なページがひとつのドメイン(URLの最初の「http://◯◯◯◯◯◯◯/」より前の部分を言います)に集まっている場合には、この方法が有効でした。  ところが、「調べてみました!」とがんばるバカサイトの場合には、いろいろな人が好き勝手にやっているので、サイトもドメインも別々です。したがって、【-site:】のやりかたは役に立ちません。  理屈としては、除外演算子を使って【-“調べてみました”】と検索すると、「調べてみました」という文章が含まれるページを検索結果から除外することができます。  しかし、これも根本的な解決にはならないでしょう。  知恵を付けたバカサイト側が「調べてみました」と言うのをやめて、「調査してみました」とか「知っているかぎりをお伝えします」とか、そういう文言を使うようになったら、そのたびに除外対象を増やす必要があります。これに対応するのは、あまり現実的ではありませんね。  検索エンジンを開発するGoogleやYahoo!としても、検索結果の質を高めたいのはやまやまでしょう。バカサイトと検索エンジンとの対決は、いつもいたちごっこです。
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Twitter検索などを使いこなして効率を上げる
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