Beauty

甘~いアイスにも“かけるだけ”で太りにくい。ダイエットの味方になる油って?

 夏の楽しみの一つに「アイスクリーム」がありますが、実はけっこう太りやすい食べ物なんですよね。たとえば定番の濃厚バニラアイスのカロリーは、カップ1つでハンバーガー約1個分! しかも体を冷やすアイスは代謝を下げてしまうので、ますます太りやすくなる上に夏バテの原因にも。
アイスクリーム

写真はイメージです(以下同じ)

 これでは、せっかくのアイスクリームが罪悪感で味もわからなくなってしまいそう。そこで提案したいのが、アイスクリームに、ある油をひとさじかけること。  ある油とは、ずばり「オメガ3」です!  オメガ3は、私たちの体に不可欠な「必須脂肪酸」の1つ。TVの健康番組で取り上げられ一時品薄になった「えごま油」や「アマニ油」に多く含まれています。この他、チアシードオイル、サチャインチオイルなどもオメガ3系の油。    けど「どうして油がダイエットや体にいいのかピンとこない」という人も多いと思います。 『いのちを長持ちさせる ひとさじの油』(アスコム刊) そこで、最新刊『いのちを長持ちさせる ひとさじの油』(アスコム刊)でオメガ3を分かりやすく解説している、オメガさと子さんに話を聞きました。

よく聞くEPAもDHAも「オメガ3」からできている

「実は、サバ缶ブームで話題になったEPAとDHA、それの原料がこのオメガ3なんです。オメガ3は体内でEPAやDHAに変わります」とオメガさと子さん。  オメガさんは、看護師歴20年のキャリアを持つ看護師です。動脈硬化が原因で起こる脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞の患者を多く見てきたうえに、脳梗塞で倒れた父親の介護に関わってきた経験を持っています。血管や脳を健康に保つことの重要性を伝えたいと奮起し、現在は、オメガ3オイルの啓蒙家としても活動しています。
オメガさと子さん

オメガさと子さん

 そのオメガさんによると、油には、お肉やバター、ココナッツオイルに入っている飽和脂肪酸や、オリーブオイル(オメガ9脂肪酸)やサラダ油(オメガ6脂肪酸)などの不飽和脂肪酸などのいろいろな種類があります。これらの油も体には必要なのだそうですが、たいていは摂り過ぎているのだとか。 「その一方で、多くの人が圧倒的に不足しているのが、不飽和脂肪酸の中のオメガ3脂肪酸です。そして、このオメガ3がとても大切なんです」  ただし、オメガ3は空気・光・熱で酸化しやすいので、炒め物に使うなどはNGだそうです。サラダや完成した料理、ヨーグルトやアイスなどに、ひとさじかけるのがオススメです。

油なのに!? 痩せやすく太りにくい体へ

 大切だというオメガ3には、どんな効果があるのでしょうか。 「まずは、【ダイエット効果】です。EPAやDHAには、脂質の代謝を改善して、血液中や肝臓の中性脂肪を減らす作用があります。  中性脂肪が増え過ぎると、内臓脂肪や皮下脂肪として全身に蓄えられてしまい、太る原因になります。その中性脂肪をEPAとDHAが代謝してくれるんです。さらに、オメガ3には血液中の中性脂肪の合成を妨げる働きもあります」  つまり、オメガ3は、脂肪を蓄えにくくして、さらに、皮下脂肪や内臓脂肪を燃やしてエネルギーに変えて、太りにくくしてくれる油なんですね。
オメガ3

オメガ3はサーモンやアボカド、ナッツ類などの食材にも含まれる

「日常的にオメガ3を摂っている人は、摂っていない人と比べて平均体温が高いというデータがあります。体温が高いと代謝が活発に行われ、消費エネルギーも自然に高くなり、より痩せやすい体になっていきます」

血液をサラサラにして、動脈硬化や心筋梗塞の予防にも

「2つめは、【血液をサラサラにする効果】です。オメガ3には、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを下げ、代わりにHDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあります。  血液中の脂質異常が正常に状態になると、血液の粘度も下がるので、ドロドロの血液がサラサラに変わるんです。血圧の上がり過ぎを防いで、動脈硬化や心筋梗塞の予防にもつながります」
次のページ 
お肌にもいい影響が
1
2
Cxense Recommend widget


あなたにおすすめ