コロナ、芸能人の自殺…。スマホの設定で、つらい情報から心を守る方法
近ごろ、SNSを眺めていると嬉しくないニュースがたくさん流れます。
新型コロナウイルスによる感染者・死亡者数の推移、著名人の訃報……どれを取っても「不必要な情報」ではありませんが、一つ一つの情報が重く、繰り返し見ていると心が疲れてしまいます。
SNSがテレビと違うのは、向こうからニュースの「通知」を打ってくる点です。
また、大きな災害や事故など、社会のありかたを問うような出来事があると、普段は楽しい話題をつぶやいているアカウントが豹変することもあります。コロナ禍の現在は、まさにその状況だと言っていいでしょう。
そこで今回は、ここ最近の世情を受けてスマホとインターネットが怖くなってしまった人のために、心を守るための初歩的なテクニックをいくつか紹介します。
ニュースアプリをインストールしていると、スマートフォンには最新ニュースの通知が表示されます。
この「速報」は、良いニュースばかりとは限りません。コロナの感染者数もそうですが、たとえば有名タレントの死亡が確認された話なども、通知音とともに見出し文が表示されます。
こうして悪いニュースにばかり接し続けていると、スマホの通知音自体が怖くなってしまうかもしれません。そうなる前に、ニュースアプリの通知設定について見直してみてはいかがでしょうか。
iPhoneの場合には、ホーム画面から「設定」→「通知」と進み、ニュースアプリの名前をタップします。ここで「通知を許可」をタップしてオフにすると、アプリからの通知を停止することができます。
同様の方法で、TwitterやInstagramの通知を止めることもできるので、覚えておきましょう。
たくさんの人がSNSを使っています。
その中には、いきなり日本の未来を憂い始めてしまった人や、占い師の予言的中をこじつけて、年がら年中ほめたたえている人もいます。
他にも、野球の試合中に延々と文句を言っていたり、深夜に仮想通貨の未来を力説していたり、とにかくSNSにはさまざまな種類の人がいます。
SNS上で付き合うのは別に義務ではありませんから、「迷惑だ」と言うのは筋違いでしょう。しかし、古くから付き合いのある人が、SNSを続けるうちに“イヤな感じ”になっていくのもままあることです。
フォローを解除すると角が立つ……という場合には、ミュート機能を使いましょう。
Twitter、Facebook、Instagramのどれにもミュート機能があり、特定のアカウントの投稿だけをタイムラインから排除できます。
基本的に、ミュートしたことは相手には伝わりません(勘付かれることはあります)。