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チョコプラ松尾、さんまの発言に「下品です」。“いさめる力”が絶賛される理由

 7月21日に放送された『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、チョコレートプラネットの松尾駿さんが明石家さんまさんの発言を注意したことが話題になっています。  りんごちゃんへの「オッサン」発言や、時折かいま見える女性軽視の発言で、「時代とズレてきている」などと、非難の声もあるさんまさん。一方で、芸能界での影響力はいまだ大きく、レギュラー番組も多数あります。  多少の問題発言は現場で流されていた空気がありましたが、これをきっかけに彼をはじめとする大御所への対応方法も変わっていきそうです。

明石家さんまも時代の波にはかなわない?

『さんま御殿』での発言というのは、西山茉希さんの「お母さんにはなるんだけど、女として、妻としての寂しさって埋まることはないんですよ」という発言に対し、さんまさんが「ミルクあげてる時とか、お尻バーッと触ったら嬉しかったんだ?」と返答したもの。  スタジオの女性出演者たちが苦笑いし、大島由香里さんの「それは違う、余計イラっとします」という言葉にも耳を貸さずに「女として見てほしいんやろ?」と言い返したところ、松尾さんが「さんまさんの女性を見る見方が、すごく下品ですよ」と注意したのです。さんまさんが「それが女性じゃないのね?」と聞くと、松尾さんは「じゃないと思います」とキッパリ。  松尾さんの発言に、ネットでは「さすがIKKOさんのモノマネしているだけあって女ごころがわかる!」「好感度爆アゲ!」と大絶賛でした。
『チョコレートプラネット』 DVDより

『チョコレートプラネット』 DVDより

 大島さんの言葉はスルーして、松尾さんの言葉には受け入れの姿勢を見せたのは少し引っかかる部分ではありますが、さんまさんも納得した様子でした。百戦錬磨のお笑い怪獣もどうやら時代の波にはかなわないようです。  昨今のテレビ業界で求められているのは、多様性の理解とコンプライアンスの遵守です。そんな時流の中、東野幸治さんも以前、自身のYouTubeチャンネルでさんまさんに対して「アップデートしなければならない」と指摘しており、意識改革の必要性を訴えていました。  女性軽視や差別意識を盛り込みながらウケていたのは昔のことだと割り切ることが、いまや芸人さんに必要なのかもしれません。
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叱る役割のタレントが重宝される?
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