あなたの体の硬さはどのレベル?“超硬い体”むけの30秒ストレッチ
「僕自身がもともと、めちゃくちゃ体がかたかった」と語るのは、『オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ』の著者でストレッチ系YouTuberのオガトレ氏。理学療法士でもあるオガトレ氏は、巷にあふれるストレッチ情報に「本当に体が硬い人にはできないんじゃないかな」という疑問を抱いていたとか。確かに、体が硬いから無理! と最初からあきらめる人が続出しそうですよね。
本書に載っているのは、体の硬さに合わせて手軽にできるストレッチ。股関節、肩甲骨、足関節と部位ごとに硬さがわかるレベルチェック付きなのです。これなら挫折せずに挑戦できますよね。
本書では4つの姿勢で硬さCHECKを行っていますが、皆さんが一番知りたいであろう「開脚で股関節の硬さをチェック!」を取り上げましょう。
☆開脚で股関節の硬さをチェック!
※ひざはしっかり伸ばしておく
※後ろに倒れない範囲で開脚する
1 床に座る
2 長座になり、そこからすこしずつ開脚していく
<判定>
※片方の足を基準にして、もう片方の足を見た時に真横になければ90度未満と考えてください
※テディベアのような座り方が60度の基準と考えてください
超硬い …… 90度~120度未満
超超硬い …… 60度~90度未満
超超超硬い …… 0度~60度未満
いかがでしたか。ちなみに開脚ができるメリットとしては、「腰痛やひざ痛の予防・下半身のむくみ予防・便秘予防」があげられます。「理想は開脚120度以上」ですが、私はなんとか120度かな、というレベル。しかしピキピキと股関節が悲鳴を上げていたので、体のやわらかさを目指すにはストレッチの継続が必須となりそうです。
ところで、体が硬いと何がいけないのでしょうか。理由がわかればストレッチにも気合が入るというもの。同署によると、体が硬いことのデメリットはーー。
・姿勢が悪くなる
姿勢が悪いと日常生活でも疲れやすくなる。
・体の痛みが増える
腰痛の80%は、筋筋膜性腰痛といって筋肉がしっかり動かないことによるもの。
・太りやすくなる
体が硬いままでいるとエネルギー消費量が減り、徐々に痩せにくい体質になる。
代表的な問題を3つ、本書から抜粋しました。体が柔らかくなることで体の可動域が増え、自然と運動量が増えるのなら、こんなにいいことはありません。
本書の股関節にアプローチするストレッチから、2種類ご紹介します。簡単な上に、とても気持ちがいいのです。
あなたの硬さはどのレベル?


体が硬いと何がいけないの?
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